ユキ日記6月
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■1999/06/01 (火) 男の人って…(*_*)
はー、昨日のへんなワンピース何度も読み返しちゃった(´ρ`)
ルフィくんやサンジさんが
「ゾロ、お前はオレが守る」とか言うのって…(;´д`)ノ
こないだの蒼木くんといい、この本といい、

男の人は女の子だけじゃなく男の子も好きなんでしょうか???(∂ヮ∂Э

でもこの本描いてるひとたちはどうも女の人たちっぽいんだよね。
ますますわけがわからないぞ(?_?)


りかっちに、久保くんのことをどう思うかさりげなく聞いてみたんです。
そしたら「すごくかっこいいと思うよー。
ユキとうまくいくといいなーって思ってるよ」って…
あうー、すっごく嬉しいけど…残念ながら久保くんが好きなのは、
あたしじゃなくてあなたなのよりかっち…(T▽T)
■1999/06/03 (木) まさみちゃんワールド(^_^;)
まさみちゃんに本を返しました。
どうだった、と聞かれたのでびっくりした、と答えたら
「うーん、ゾロ総受はユキちゃんのツボじゃなかったかー。
じゃ次はゾロサン貸してあげる」と
また意味のわからないことを…(-。-;)ゾロサン???(?_?)
「あとじゃあユキちゃんの好きなヒカ碁も貸してあげるよ。
こっちはもっとすごいけどびっくりしないでね…ヒヒヒ…」だそうです。
あ、あれよりもっとすごいものがあるのか(^_^;)
最近のユキはまさみちゃんワールドに圧倒されっぱなしです(^−^;)
■1999/06/04 (金) 蒼木くんはえらいな♪
そういえば、男バスの糸田部長はウチの白泉中学校一のスポーツマンで
死ぬほど女の子にモテるんだけど(そういうユキも実はファンです(^。^;) )、
「今はバスケに夢中で、女の子にかまけている暇などないのではないでしょうか。
糸田でした」と近寄る女の子かたっぱしから振ってるんです。
それも実は糸田部長が男の子が好きだから…とか、よくない噂をユキは昔聞きました。
でも、最近立て続けにユキが見てきたいろんなことから考えて…
そうゆう可能性も実はあるのでは?なんて思うように(ノヘ;)

少なくとも久保くんに告白までした蒼木くんは、
めげずに久保くんの周りをうろちょろしてます(^.^;
すごいなぁー、ユキにもあれくらい堂々とぶつかっていける勇気があれば(--;)
■1999/06/05 (土) 久保くんは内気♪
久保くんのために一肌ぬぐことを決めたユキは、
おたがいの家から近い公園で今後の相談をしたのです。
ふくざつな気分でしたが(;_;)
久保くんはかっこいいくせに、りかっちの話になると
「俺、女の子と話すの苦手だからさ…」といって照れるばかりで(^_^;)
あーん、そんな内気なところもカワイイよ〜(≧▽≦;)
でもそれじゃ話が前に進まないのです(-_-;)
あたしが代わりにりかっちに言ってあげようか?と言ったら
さんざんうなったあげく、「た、頼むよ」だって(+_+)
まったくもー、あたしってば人が良すぎーーー!!(>_<)

でもなんだか、久保くんとはいい友達の関係になれそうです。
カノジョになれなかったのは悲しいけど、
でも友達になれるならそれでいいや(⌒▽⌒)
■1999/06/06 (日) 蒼木はとことん失礼!(--;)
久保くんの告白の代打をまかされたユキですが…
りかっちになんて切り出したらいいのかわかりません(-_-;)
そんなこんなで部活は終わってしまいました(;O;)

それで部活の後、ちょっと校門わきの水道に寄って水を飲んでたら…
なんと、あの男バス一年生の蒼木くんがいつの間にか横に!(゜o゜
「おい、釜本」と蒼木くんはぶっきらぼうに人を呼び捨てで呼ぶんです!(-.-)凸
さすがのユキも「なによ」とむっとして言い返しました。
「お前、久保先輩とはどういう関係だ?」と蒼木くん。
「は?」とあたし。どういう関係って…
そこでユキはふとこないだの蒼木くんの告白を思い出しました(*_*;)
蒼木くんは久保くんの好きな子があたしなのでは、と誤解してるみたいなのです(;^_^A
そりゃ久保くん女子ではあたしとしか喋らないもんなぁ。
「やめとけやめとけ、お前じゃ久保先輩には釣り合わないぜ」と
蒼木くんはすごーーく失礼なことを言うのです!(*`θ´*)
ユキはおもわずカッとなって、
「なによ、あたしだってフラれたんだよ〜!!
あんただってもうとっくにフラれてるくせに!!!
と走り去ってしまったのです(-.-;)
蒼木くんはすごい驚いた顔してたよ。てゆうか当たり前だよね(^_^;)
あー、でもわるいのは先に失礼なこといってきたあいつだよ〜!(--;)
■1999/06/07 (月) 親友誕生!!(*^^*)
ぎゃー!なんとなくそんな予感はしたけど、
やっぱりお昼やすみに蒼木くんがユキを呼びつけてきました(^o^;

「お前…久保先輩から聞いたのか? 俺が一度振られてるってこと」
蒼木くんはがらにもなく恥ずかしそうに言いました(^_^;)
ユキはなんと返事していいのか困ってしまって
(だって立ち聞きしてましたなんて言えないよ〜(=_=;))、
「蒼木くんの態度見てて、わかっちゃったの」とテキトーに返事してみました。
言ってしまってから「さすがに無理あるか?」と思ったのですが
蒼木くんは「そ…そうか。バレバレか」と納得したもよう(^_^;)
けっこう蒼木くんも単純なのね(^。^;)

それで、ユキはついつい蒼木くんに口を滑らせてしまったのです、
久保くんがあたしじゃなくてりかっちに惚れてるってことを。
蒼木くんは悲しそうな顔をして「そうか」と一言だけつぶやきました。
「お前…俺のこと、気持ち悪いって思うか?」と蒼木くんが淋しそうに言います。
「思わないよ」とあたし。「ぜんぜんそんなこと思わない。
好きな人に真っ正面からぶつかっていけるって、すごいことだよ。
蒼木くんはえらいよ」って、心から思ってることを言ってあげました(*^_^*)
蒼木くんはふっと笑って「…ありがとよ」とつぶやきました。

「自分でもわかってるんだ、俺はおかしいって。
でも…どうしようもないんだよ。あの人が、久保先輩のことが、好きなんだよ。
そばにいられるだけで嬉しいんだよ」

あ、蒼木〜!!
わかる、わかるぞその気持ち!(>Д<)
お前今日からあたしの親友だ!(≧∀≦)/
■1999/06/08 (火) さらなる衝撃!(゜o゜
まさみちゃんがまた本を持ってきてくれましたがすごい量です!(@。@;)
なんかゴソゴソと取り出した紙袋に「animate」って
書いてあるのが気になりますが…
「やー、よく考えたらあたしゾロサンって一冊しか持ってなかったわー。
去年の冬コミで2時間並んだ超プレミアもんだから、
大事に使ってね
使う…? 使うって、本を何にどう使うんですかまさみ先生( ̄ω ̄;)
「あとはヒカ碁の濃いめのアンソロ数冊入れといてみた。
ユキちゃんのお気に召すといいけど。ウヒヒヒヒヒ」
…濃いってなにが濃いんだろう…(;-_-;)

というわけで家に帰ってさっそく読んでみたのですが…

な、なんじゃこりゃーーーーーー!!( ̄□ ̄;)!!
ゾ、ゾロくんが!!
サンジさんにむ、むりやり襲いかかってるぅーーーーーー!Σ( ̄□ ̄;;;)!!
■1999/06/09 (水) ゾ、ゾロくん…(-o-;)
サンジ「ゾ、ゾロっ…お前っ…なにす…やっ、やめ…っ!」
ゾロ「うるせェ…オレが抱きてえと言ったら抱くんだ
サンジ「うぁ…うぐぅっ…!


( ゜゜)硬直中



こっ、これは…
なんというえっちな…(゜.゜;

ユキは少女漫画でならちょっとえっちな漫画も読んだことがなくもないのですが
これは…(-.-;)y-~~~
あたしの中のゾロくんイメージが380゜くらい変わってしまいました(^_^;)
でも…この作者さんの絵がものすごーーーーくうまくて話がえっちくて、
ユキは読むたびにドキドキしてついつい何度もよみかえしてしまいます(^。^;)
さいごのページのクレジットを見たら作者さんは「三枝薫」っていう人だって。
三枝薫…すくなくともユキはしらない名前です。
こんなに絵がうまいんだから有名な人だと思うんだけど…
あしたまさみちゃんにきいてみよっと♪(^_^)
■1999/06/10 (木) 大人の階段♪
佐為「さあ…ヒカル…全てを脱ぎ捨ててこちらへ来なさい。
私が身体を重ねる素晴らしさを教えてあげましょう
ヒカル「さ、佐為…

(_´Д`)ゲッソリ



まさみちゃんの本はこんなのばっかりかよ〜(+_+)
でもあたしの中では佐為は女の子だったので、これは普通にドキドキできました(#^.^#)
ユキはいくつかまさみちゃんワールドの本を読んで、わかったことがあります。
それは、
綺麗な男の子どうしだったら、えっちなことをしていても綺麗

ということです。えへへ、ユキはすこしだけ大人になった気がするよ!\(^^@)/

まさみちゃんに「三枝薫」先生の話を聞いてみました。
「ああ、三枝さん?業界ではかなり有名な同人作家だよ。
なに、ファンになったの?
じゃ今度PIOでワンピイベントがあって
そこに三枝先生本人も来て本出すんだけど、ユキちゃんも来る?」
い、イベント…?(?_?;
よくわからないので不安なのですが「部活がなくて暇だったらいく」と
言っておきました。なんだろイベントって…?(?_?;
■1999/06/12 (土) 男バス紛争!(>_<)
いよいよ来週から男バスの都大会予選が始まるんだけど…
なんと!久保くんはもちろん当たり前として、
一年生の蒼木くんも今日正式レギュラーに選ばれたのです!すごい!(≧∀≦)/

でも3年生はそれに納得のいってない人が多いみたい…
特に気の短い八重副部長が、
「なんで一年がレギュラーなんスか!
納得のいく説明をしてくださいよ!烏山監督!」と
大声で監督に噛みついてるのが聞こえました(^.^;
烏山監督はいつものようにクールな表情で答えてました。
「実力があるからレギュラーなんです。
まさか八重君も、年功序列で選んだレギュラーで厳しい都大会を勝ち抜けるとは
思っていないでしょう?」
「くっ…!」
八重副部長は返す言葉もないみたいでした(^_^;)
「糸田!てめェは納得できるんかよ、一緒に地獄の合宿をくぐり抜けてきた
3年の仲間を出し置いて一年がレギュラーってのによ!」
と八重副部長が怒鳴ると、糸田部長は悲しそうに
「監督…オレ…何かを試されてるんでしょうか。
糸田でした」と呟きました。
烏山監督はただ黙って煙草を吹かすばかりで、何も言いません。
うわー、蒼木くんのせいで男バスが修羅場だー!(-o-;)

一人関係なさそうにマイペースな顔してる久保くんは、
休憩時間にあたしのところに来て例の件をせっつきます(:_;)
来週中にはなんとか、と言って逃げました。えーん面倒くさいよー(T_T)
■1999/06/13 (日) 一途な蒼木♪
正直に言うと、ユキは八重副部長の気持ちがすごくよくわかるので
烏山監督のやりかたには賛成しかねる部分もあるのですが…
でも、わが白泉中学が都立ながら新木場地区で一、二を争う強豪校に成長したのは
監督のてっていした実力主義のおかげだし…むずかしいですね(^_^;)
とりあえず部内で蒼木くんの立場が悪くならないか、心配…と思ったら、
本人は全然気にしてない、ていうか自分の立場に気がついてないみたいです(-o-;)

「は?3年の立場?
関係ねぇよ。俺のほうが上手いから選ばれた、それだけの話だろ?」
人が心配して助言してやっても、
蒼木は相変わらず態度がでかいのです(`ヘ´)
「俺はただ、久保先輩と一緒に試合に出れるのが嬉しいんだよ」と蒼木。
「3年がどうとかチームがどうとか実はどうでもいいんだ。
久保先輩と一試合でも多くプレイしたいから、勝ち進む。それだけさ」

あ、あいかわらずけなげな奴!!(>o<;)
ユキはものすごくこいつの気持ちがわかってしまうよー(>_<。。。
■1999/06/15 (火) りかっちにおこられた(T。T)
心配していた通り、蒼木くんが男バスで浮いてるみたい(; ;)
普通にかまってくれるのは糸田部長と久保くんだけで、
あとの人たち…とくに八重副部長はろこつに蒼木くんにパスしないのです(+_+)
こんなんじゃチームワークもなにもあったもんじゃないよ〜!
どうして烏山監督は何も言わないんだろ??(?_?;

久保くんの告白代行を済ませてしまおうと、
りかっちにそれとなく久保くんの話題を切り出しては話が途切れ
切り出しては途切れしていたら…ついにりかっちがキレた(;O;)
「ユキ、さっきからあたしにいったい何が言いたいわけ!?」
えーんおこられた〜(>_<。。。
とりあえず部活の休憩中にできる話じゃないことはよくわかったので、
「部活やすみの金曜日に相談があるから帰りつきあって」とだけ言っておいたよ。
はあ〜憂鬱だな〜(,。)
■1999/06/17 (木) ジャポニカジャポニカ〜♪
試合まで3日を切ったのに、男バスはチーム分裂寸前(>_<)
みんな明らかに口数が少ないよ〜(T_T)

練習終了後、糸田部長がちょっと面白い提案をしていました。
「ここにバスケ部用の交換ノートを用意しました。
皆が不満に思っていること、こうしてほしいと思うこと、思うまま書き綴っていけば
お互いの考えも少しはわかってくるのではないでしょうか。
糸田でした」だって。わあ面白そう(*^_^*)
あの一冊のジャポニカ学習帳が、男バスの危機を救ってくれるといいな!(^○^)
■1999/06/18 (金) 告白代行(-_-)
まさみちゃんが三枝先生の描いたという「ハンターハンター」本を
また持ってきてくれました…(^_^;)
でも相変わらず綺麗な絵でユキはお気に入りです(*^_^*)
「クラピカ総受ものだけど、ユキちゃんならたぶん萌えでしょ」
萌え…萌えってなに?(-o-;)

さて、そのえっちなハンターハンターをかばんにしまったまま(=_=;) 、
りかっちと一緒に駅前のマックに行って話したよ。
もう面倒臭いのやだったから、席に落ち着いてすぐに言ったんだ、
「久保くんがね、りかっちのこと好きなんだって」って(-_-)
りかっちは何も言わずしばらく黙ってました…
それで少しして、「ユキは? ユキはそれでいいの?」って。
ユキは答えました、「久保くんのことも、りかっちのことも好きだから、
二人が仲良くつきあってくれるならあたしはそれで幸せだ」って(T〜T)
「ほんとに?」とりかっち。
「ほんとに」とあたし。
「わかった」とりかっちは溜息をつきました。「少し考えさせて。
全然予測してなかったことだから、今考えがまとまらないや」
「うん、じっくり考えてね」とユキは言って、それで、
その話はそこまでになりました。
はー、とりあえずこれで責任は果たしたよね…つかれた(´ρ`)
■1999/06/19 (土) 試合前日♪
レオリオ「ふっ、クラピカ…ざまあねえな…
お前の大好きな鎖で縛られる気分はどうよ?
クラピカ「くっ…!は、離せレオリ…うぐぅ!

(´ρ`)ぽか〜ん



ゴンくんがキルアくんがヒソカさんがレオリオさんが…
よってたかってクラピカくんをむりやり襲ってる(>へ<)
なんだか三枝先生のまんがは全部無理やりばっかりのような気がするんですが
気のせいでしょうか?(;^_^A
でもでも、ユキはじつはかわいい男の子が無理やりされちゃうの見るの…
けっこう好きかもしれませんq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

あしたは午前で練習を切り上げて、午後は女バス総出で男バスの応援に行くの。
久保くん頑張れ!あと、蒼木も!ヽ(*^^*)ノ
■1999/06/20 (日) 蒼木大爆発!!(*^_^*)
きゃ〜〜〜〜!!すごいすごいすごい!!蒼木くんの一人舞台!!(≧▽≦)
前半だけで一人で36点も取っちゃった!!(≧∀≦)
最初はなめられてたせいかマークが甘くて、開始いきなり
3Pシュート4本も立て続けに決めちゃったの!Σ( ̄□ ̄;;;)!!
向こうの監督は相当びっくりしてたみたい(^_^;)
どんどんマークがきつくなってったけど、それでも強引な蒼木は
無理な体勢からシュート打つんだけどそれが全部入っちゃうの(^ゝ^)
八重副部長もこの活躍ぶりにはさすがに驚いてたよ。
烏山監督も満足そうな笑みを浮かべてた(*^_^*)

でも後半からは蒼木くんに代わって黒竹先輩が出てた…
なんでだろ、やっぱりスタミナの問題かなぁ?(?_?;
試合を見に来ていた女の子たちは蒼木くんが下がってがっかりしてたみたい。
ふふん、でもあんたたち蒼木くんが女の子にきょーみないって知らないだろーщ( ̄∀ ̄)ш

もちろん試合は77-48の勝利!
白中のリバウンド王・久保くんがディフェンスを支えてたよd(o^v^o)b
りかっちも真剣な表情で久保くんを見てた。
さてはりかっちも、久保くんのかっこいいところをあらためて見て惚れたかー?(¬_¬)
■1999/06/21 (月) 試合には勝ったけど…(>.<)
今日の男バスは軽いアップとミーティングだけで終わるみたい。
隣のコートからユキが聞き耳たてていたところによると、
烏山監督が蒼木くんを下げたのは「温存」のためなんだって〈*・。・*)
「今あまり暴れられても、研究されてマークが厳しくなるだけですしね」だって(^_^;)

八重副部長がまた大声で蒼木くん絡みの悪口を言いまくってた(+_+)
「だいたいテメエ等もテメエ等だ!
特に毛室、てめぇ前半なんかただ一年坊主にボール預けてただけじゃねぇか!
たまたまうまくいったかもしれねぇけどよ、でもそんなんでチームプレイって
言えるのかよ!」
ポイントガードの毛室先輩はいつものように面倒臭そうに
「…八重、お前は少し五月蠅すぎる」とあくびしながら言いました(^_^;)
「俺の仕事は一つ、点を取れる人間に確実にボールを渡してやることだけだ。
取ってくるのが一年だろうが誰だろうが俺には興味がない」
「くっ…! てめぇも結局そういう男かよ!」
八重副部長は怒りにまかせて体育館を飛び出していった(T.T )
「は、八重君、ここはひとつちゃんと話し合うべきなのではないでしょうか!
糸田でした…!」
「放っておけ、糸田」と毛室先輩。
むー、まだまだ男バスの危機は続く(;´Д`)
■1999/06/23 (水) りかっちの決意♪
まさみちゃんがイベントというのにしつこく誘ってくるのです(^.^;
土曜日は午後は確かに空いているのですが…
でも練習の後だし、めんどくさいな(--;)
「まだ行けるかどうかわかんない」とテキトーに返事して逃げてます(^_^;)

部活の休憩中、りかっちが思い詰めた顔で言ってきました。
「明日のお昼休み、久保くんを連れて裏の体育倉庫まで来て」だって。
こ、これはついにカップル誕生なのか( ̄ω ̄;)!!
■1999/06/24 (木) り、りかっち衝撃の告白!(゜o゜
朝から久保くんはそうとう緊張しています(^_^;)
むりもないよねー、これから好きな女の子の返事きくんだもん…
「ゆ、ユキちゃん、うまくいくかな、どうかな」って何度も聞いてくるの。
久保くん…そういうとこかわいいけども…(>。<)

ひとけのない体育倉庫ではすでにりかっちが待っていました。
二人が何も喋らないのでしかたなくユキが進行役を…とほほ(T_T)
「りかっち、久保くんの気持ちは聞いたでしょう?
今日返事聞けるなら、聞かせてやってよ」とあたし。
りかっちはしばらく黙ったあと、溜息をついて言いました。
「…久保君、あたしはあなたの鈍さって正直嫌いじゃないけど」
り、りかっち? とつぜん何の話???(?_?;
「それが他でもない、ユキを傷つけてるのはあたしは許せないんだ。
よりによってユキに告白を任せるなんて…
久保君、ユキがあなたのこと好きだったなんて
あなたこれっぽっちも気づいてなかったんでしょ?」

り、りかっちーーーー!!
なんでここでそれを言うのー!?( ̄□ ̄;)!!


「えっ…」久保くんが絶句。当たり前だよー!(>へ<)
「久保君には悪いけれど、あたしは男の子とつきあうことはできないの。
だって…あたしは、ユキが好きなんだもの

えーーーーーーーーーーっ!?(゜_゜)(。_。)(゜_゜)(。_。)
■1999/06/25 (金) ごめんねりかっち(>_<。。。
ユキが生まれて初めて告白された人は…女の子でした(;ロ;)

あのあと、りかっちはしきりにユキに頭を下げてきました。
「ごめんね、ユキ、あたしのことは気にしないでね。
あたしがユキを好きなのはほんとうだけど、
だからといってユキにどうこうしてほしいなんて思ってないから。
ただできるなら今まで通り、友達でいてほしいんだ」
「う、うん、それはもちろん」とユキは動揺しまくりで返事しました(’’;)
「でもじゃありかっち、
今まであたしと一緒に男バスの先輩見てキャーキャー言ってたのは…」
「もちろん、芝居に決まってるでしょ」とりかっち。「ユキに合わせてただけだよ。
そうやってユキと一緒に男の子かっこいいかっこいいって言い合ってる時間は、
あたしにとって一番楽しくて、でも一番つらい時間だったな」

(T〜T)あう〜そんな〜


あたしも知らず知らずのうちにりかっちを傷つけていたのか…(T。T)
なんだか、自分が今まで親友にものすごく申し訳ないことをしていたんだな、って思ったら
もうれつに涙がぼろぼろとこぼれてしまったよ(T〜T)
りかっちはあたしの頭をよしよしと撫でて、
「あたしはユキのそういうところを好きになったんだよ」と言ってくれました。
「ごめんね、りかっち」
泣きじゃくるあたしにはそれしか言葉が出てきませんでした。

あたしは久保くんが好きで、久保くんはりかっちが好きで、
りかっちはあたしが好きだったのか…
世の中ってほんとに思い通りにいかないんだなぁ(-。-;)y-
■1999/06/26 (土) イベント♪
今日はまさみちゃんとイベントに行きました。
まさみちゃんと出かけるのがいい気分転換になればいいなと…

JR蒲田の駅から歩いて10分くらいのところのビルで、
中に入ると…すでにすごい数の人が!
そして一番驚いたのは、麦わら帽かぶった男の子や、腹巻き巻いて剣3本持った男の子が
そこらへんをうろうろしていたこと!!Σ( ̄□ ̄;;;)!!
な、なんなんだこの空間は!!

「へぇー今回けっこうコスいるね」とまさみちゃん。
こ、コス…!?(-o-;)

気を取り直して、ユキのお目当ての三枝薫先生のいるところに連れてってもらいました。
三枝先生はなんというか…すこーしカネゴンに似ているおばさんで…(^_^;)
でも売り場に積んである本の絵はやっぱりちょー綺麗なの!(^o^)
ユキとまさみちゃんは三枝先生のところの行列に並んで本を買ったよ!
三枝先生はユキの番になると、ユキを見て話かけてくれました!(*^_^*)
「ん? これは可愛い女の子だこと…
私のうら若き頃を思い出すわぁ… あなた、年いくつ?」
「じゅ、14ですけど…」
「まあ14!なんという…!
私にもかつて14という頃はありましたがその頃にはこのようなイベントはなかったのでありまして、と言ったら『当時もありましたよ』なんて反論のレスがついたので再反論したのですが言ってもないことを言ったことにされているのはやめてほしいのでありまして、やでやで
先生はそんな意味不明のことを口走ったかと思うと、
机に身を乗り出して人差し指を突きだし
ホヒィーー!!
ではここでやおいで一句!
『リーバイス 型番もちろん 801』」

い、意味がわかりません!!しかも俳句も字余りだし…
■1999/06/27 (日) 新たな出会い♪
いやもう…なんだったんでしょうか昨日のイベントは(=_=;)
三枝先生といい周りの女の人たちといい、
ちょっとエキセントリックな人が多すぎてユキは苦手です(>。<)

あ、でもいいこともあったんだよ〜!
会場ですごーーーく麦わら帽子の似合うルフィくんそっくりの
すらっと背の高いかっこいい男の子と知り合えたんだ!(*^_^*)
都内の同い年の中学生みたいで、会場には中学生少なかったから
ついつい話が弾んじゃってさ(●^o^●)
「ねえ、よかったらケータイの番号教えてくれないかな?」だって(゜.゜;
ユキはケータイなんてもってない、って言ったら
「じゃあ俺の番号だけでも渡しておくよ」ってメモを走り書いてくれました。
「おっと、自己紹介がまだだったかな。
俺は花丸中学2年、正村だ。君の名前は?」
「ゆ・・・ユキ。釜本ユキです。白泉中学の2年です」って
タメ年なのにあたしはなぜか敬語(^.^;
「へえ、ユキちゃんか。かわいい名前だね」だって!q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p
「今度会おうよ。いつでも電話、待ってるからさ」って正村くんは去っていきました。
わーい、ユキはなんだかこの頃モテモテヽ( ´ー`)ノ
■1999/06/28 (月) 気まずい(T▽T)
サンジ「ゾロ…こんなこと…してっ…ただですむと…思…ぐっ…うなよ…」
ゾロ「ヘェ…てことはサンジさんよ、
オレがここでやめちまってもいいんだな?」
サンジ「くっ…やめて…ほしくない……

(Ψ▽Ψ)いやん



三枝先生の本はあいかわらずかげきだな〜!!(^_^;)
でもこの頃ユキはなんだかだんだん慣れてきて、
胸がドキドキばっかりしています(−▽ー)
えーん、ユキはほんとはえっちな女の子なのかなー?恥ずかしい(ー〜ー;)

りかっちとは最初少しギクシャクしたけど、すぐに元の仲に戻れました(*^_^*)
でも久保くんとは…気まずくて会話できないよ〜(T▽T)
■1999/06/30 (水) 蒼木くんのお気に入り♪
あれからときどきお昼休みとかに蒼木くんと会って、
相談に乗ってあげてるんだよ(*^_^*)
話してみるとすぐわかります、蒼木くんはものすごく強がりだけど、
でも、本当は話を聞いてくれる誰かを欲しがってるんだって。
なにしろなまいきな奴だから、
辛抱強く話を聞いてくれる人が他にいないんだろうね…
さいきん、やっとユキに心を開いてくれたらしく、素直に自分の気持ちを
しゃべってくれます(^。^)
久保くんがりかっちにフラれた話をしてあげたら、
蒼木くんは一瞬ぱあっと喜んだあとですぐに落ち込んだ顔をしました(^.^;
「久保先輩、傷ついてるだろうな…かわいそうだ」だって!(゜o゜
あ、蒼木はほんとうにけなげな男だ!!尊敬した!!(≧▽≦)
この子になにか、なにかしてやりたい!と勢いこんだあたしはなぜか、
かばんの中からこないだ買ってまさみちゃんに見せに持ってきていた
えっちなワンピース本を…

「な、なんだ?これ」と蒼木くん(-。-;)
「え、えと、蒼木くん、よかったら読んでみない?」とユキはしどろもどろに
言いました(^_^;)
蒼木くんは面倒臭そうに本をぱらぱらとめくってましたが…
そのうち「お…おう、これは…」と
身を乗り出して読み始めました(^_^;)
「なあ釜本、これ、借りてっていいかな?
借りたいのか( ̄□ ̄;)!!
かんそうはここからおねがいします!