美少女わんさか☆日記

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5月1日(月)

 一説にゴールデン・ウィークのゴールデンとは金玉の隠喩だと言われるくらいバカップルどもが休みにかまけて結合しまくるこの時期、テメー等クズどもは相変わらずエロゲでオナニーか!! まあほどほどにしとけや!!

 それはさておき、ゴールデン・ウィークですね。皆さん予定はどうなっているのでしょうか。僕はと言えば大方の予想通り、どこにも行く予定はありません。正確に言えば予定がないのではなく予定が作れません。あいにく当方、友達も彼女も居ないので…
 この手の人間の言い訳によく「人混みが嫌いだから出かけない」というのが使われますが、実のところ僕はそれほど人混み嫌いじゃないのです。というより女の子の詰まった満員電車が好きなのです、困ったことに。高校時代、途中の駅に女子校があるため車内の比率は7:3で女の子のほうが多いという夢のような通学ライフを送っていた過去が未だに忘れられません。
 密着して匂いを嗅ぐと、可愛い女の子はみんな「オンナノコの匂い」がするんです。不思議なことに、ブサイクからはその匂いは感じられません。なぜ可愛い女の子だけがその匂いを有しているのか、これは僕の永遠の研究テーマであるとも言えましょう。僕はその「オンナノコの匂い」が好きで好きでたまらなくて、何度目の前のその綺麗な首筋にしゃぶりつきそうになったかわかりません。やはり満員電車は最高です。

 え? 痴漢?
 やだなぁ、そんなんやったことないですよ!!(←必要以上にぶんぶんと手を振りながら)

5月2日(火)

 僕の住む街・藤沢市はダイオキシン濃度全国一位(しかもダントツ)だという事実を最近知ってショックを隠しきれない雪男です。ううっお母さん、僕、汚れちゃったよぅ…


 ダイオキシンについての基礎知識はここを読んでもらうとして、問題は母親の身体が汚染されていた場合母乳にダイオキシンが混入するという点です。赤ちゃんの身体が心配ならば、これからの時代母乳で育てるのはやめておくのが賢明だと言えましょう。

 もし遠い未来に家族を持ったとしても、僕は自分の愛する妻と子供を危険な目に遭わせることなんて絶対にできません。この身を捨ててでも守り抜く覚悟です。母乳が危険だというのなら全部僕が飲み干します。それで少しでも愛する妻の身体からにっくきダイオキシンを抜き綺麗な身体にしてあげられるというのなら、僕は喜んでその汚れを一身に受け朽ち果てていくことでしょう。だからと言うわけでは別にないんですが一つだけお願いがあります。貴女のおっぱい吸わせてください。この通りです(土下座しながら)

5月4日(木)

同棲日記 「A・I・E・KI(愛液)が止まらない!」第十七話
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5月5日(金)

子供の日には子供を作ろう!!
 さあコンドームなんてかなぐり捨てて! 僕とネバーランドへ旅立とう! というわけでこんばんわ。日本中出し協会(NNK)会長の雪男です。きっと今日なんて腐るほど多くのバカップル共が結合してると思うんですが。もし中に出しちゃって、女の子に責められたら今日は「ほら、子供の日だし…」って言い訳しましょう。笑ってごまかせること間違いなし!!

5月6日(土)
家庭教師日記「いけない!雪男先生」二時間目
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5月8日(月)

 はじめまして雪男です! 初体験は海の見えるホテルがいいナ★なーんてちょっぴりエッチな夢見る22歳童貞です!! CCさくらみたいにキュートな女の子待ってます!!

 さて日頃から口癖のように「14歳と結婚したい」と言っている僕ですが、かんじんの14歳とは結婚どころか知り合うことすらできていないというのが現状です。なにしろ出会いの場というのがまったくないんですよ。こればっかりはさすがに伝家の宝刀・インターネットも出番無しです。女子高生ならともかく14歳女子中学生をネットで釣り上げるなんて、東京湾で鯛を釣るより難しいと経験者は語っています。無理です。
 だから僕はゲームセンターでUFOキャッチャーに悪戦苦闘している娘の代わりにぬいぐるみ取ってやったり、図書館で上の棚に手が届かず困っている娘の代わりに本を取ってやったりと、現実世界で地道な努力を続けているのですがいまいちロマンティックな方向に発展していきません。結婚どころか童貞も捨てられないという有り様です。
 我ながら困難な道を選んでしまったなぁとは思いながらも、僕の「理想の奥さん調教プログラム」の完遂に最低5年かかることを考えるとやはり14歳以上とは結婚できないのです。僕のファンのみんな本当にごめんなさい。結婚はしてあげられませんがセックスの相手くらいならオッケーですのでいつでも呼んで下さい。駆けつけます。

5月9日(火)
ストーカー小説「むちむち☆メモリアル」第十話
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5月10日(水)

 湯上がりの女の子について。

 僕は湯上がりの女の子が好きです。かなり好き、というかほとんどマニアです。つるつるに光るしっとりと温かい肌、立ち上る石鹸の香り。そしてやはりなんと言っても洗い立ての髪。エロティックなまでに濡れて艶々と光るその髪を素麺のように食べてしまいたい気持ちでいっぱいです。
 僕は一生に一度でいいから、14歳くらいの女の子と一緒にお風呂に入ってこの手でその幼く未成熟な身体をピカピカに磨き上げてみたいのです。だから僕が引っ越しする際は風呂場の広さを最重視します。ユニットバスなど論外です。二人一緒に入れない風呂などUコンの無いファミコンと同じ。やはり何事も対戦してナンボです(何の対戦だ)。そしてもちろん、湯上がりでほかほかに火照った身体は今度はベッドでもう一ラウンド。延長戦です。
 湯上がりの女の子が好きで好きでたまらない僕は、そのうち銭湯の番台に包丁を突きつけて女湯ジャックでもしけこむことになるのでしょう。その時は新聞の三面記事で皆さんに会えるかもしれませんね。

5月11日(木)

 バイト先が潰れる日が5/21と正式に決まった。その日を持っていよいよ僕は収入0になる。大ピンチ。
 金銭的な面でも大ピンチだが、僕の心のオアシス・舞ちゃん(19歳・深田恭子似)に会えなくなるのが精神的に大ピンチだ。ますますこの日記とか荒れていくかもしれない。これ以上荒れようがあるのかは知らないが。

5月13日(土)

 舞ちゃんは確かに深田恭子を更に幼くしたような可愛い顔をしているけれど、僕がどうしようもなく惹かれてしまうのはやはりその屈託のない笑顔なのだ。僕のつまらない冗談に口元を緩ませ笑う舞ちゃんを見ているだけで、僕は心から穏やかな気持ちになれる。

 バイト先が潰れる日が決まり、舞ちゃんと話すのは今までの思い出話や後日のお別れ会の話ばかり。だけど、僕は本当はそんな話をしたいんじゃないのだ。僕が本当に話したいのはその先の未来のことなのだ。舞ちゃんと、僕の、これからの未来についてなのだ。これでお別れだなんて、僕は嫌だ。絶対に嫌だ。だから僕は深夜2時に舞ちゃんを送った家の前で、最後の悪あがきを試みる。
「雪男センパイ、送ってくれてどうもありがとうございましたぁ」
と舞ちゃんがぺこりと頭を下げる。いつもなら僕はここで帰る。だけど今日の僕は違う。ドアの向こうに今まさに消えようとしている舞ちゃんの背中に僕は運命の言葉を告げた。

「好きだ」

 舞ちゃんは僕の突然の切り出しに面食らったのか、ドアを半開きにしたまま動きを止めていた。

「とにかく…あがって」
 永遠とも思える沈黙の後で、舞ちゃんは言った。

(明日の後編につづく)

5月14日(日)
(昨日の続き)


「最初に君が僕に弟子入りしてきた時からずっと、好きだった。僕と…つきあって欲しい」

「…」
 舞ちゃんはただじっと僕の瞳を見つめていた。またいつもの冗談だと思って様子を伺っているのかもしれない。
「もちろん、君に彼氏がいることは知っている」
 と僕は言った。「だから僕は友達として君と一緒に仕事ができる、ただそれだけでよかったんだ。今までは。でもバイト先が潰れると知り、君とおそらくは永遠に会えなくなることを知った。そのとき僕はやっと、自分の本当の気持ちに気が付いたんだ」
「本当の…気持ち?」と舞ちゃんは言った。
「友達の関係では満足できない、その笑顔を全て自分のものにしてしまいたいって自分の本当の気持ちに」
「雪男センパイ…」
 舞ちゃんが頬を赤らめた。背後のベビーピンクの可愛いカーテンに溶けてしまいそうなくらいに綺麗な頬だった。
「あ、あたしも…バイト先が潰れるって聞いたとき…何よりも真っ先に浮かんだのが、雪男センパイのことだったんですぅ。これで雪男センパイともお別れなのかぁ…そう思ったら、ひとりでに涙がこぼれてきて…そのとき、わかったんです。あたしは、雪男センパイのこと、好きなんだって」
「ま、舞ちゃん…」
 僕は舞ちゃんの瞳をじっと覗き込んだ。
「雪男センパイ…」
 舞ちゃんも僕の瞳を覗き返した。もはや僕らの間に障害は何もなかった。僕はそっと舞ちゃんの腰に両手を回し、不器用に唇を近づけた。舞ちゃんは目を閉じて僕を迎え入れてくれた。僕らは唇を重ねたまま、何かに吸い寄せられたかのようにベッドにもたれこんだ。
「舞…いくよ」
「ゆ、雪男センパイ…やさしく、して…」





 …なんてことがあるわけもなく、僕は今日も舞ちゃんを部屋の前で降ろした。ボクの夢は一度で良いからオンナノコの部屋にあがることです。

5月15日(月)

母の日には母親になろう!! なーんて殺し文句で昨日はいたいけな女子中学生の身体に母親になれる魔法の液体を注入してあげたテメー等クソどもにこんにちわ!! それともメイクラブする相手もなく家で一人でCCさくらの再放送見てたのかな? まあどっちでもいいやな! 死ね!!


 というわけで昨日の日記は初の前後編だったのですが、一日引っ張っただけにマジ話だと思っていた人が若干名いたようです。適当にオトしたつもりが全然オチてなかったらしく「ふざけるな!」だの「金返せ!」だの「お前は人間と黒妖精のハーフだ!!」だのと非難の声がちらほらと上がっています。イタタタタ。
 あのなあ、リアル世界で女の子に「好きだ」なんて言える勇気があったらこちとら22年も童貞やってねえよ!! ネットなんか一生懸命毎日更新しねえよ!! 俺にとってネットは遊びじゃねえんだ最終防衛線なんだよ!! テメー等モテ共にこの気持ちがわかるか!? わかったら少しは掲示板に女の子現れやがれってんだチクショー!! アクセスはなんか最近増えてんのに女の子は一人も増えてないじゃねえか!!

5月17日(水)

 最近の女の子の書くWeb日記はエッチなのがむしろ当たり前になりつつあって、いまいち興味をそそられない。今や「彼氏とエッチしちゃいました〜☆」なんて程度の話にはピクリともしなくなってしまった僕。

 ところで、ただエッチな日記を書けば男が悦ぶと思っている女が僕は嫌いだ。いや確かに実際嬉しいものなのだが、そういう打算で書かれたエッチ日記だと思うとなんだか素直に楽しめないではないか。やはり、普段はまっとうなことを言っていてたまにエッチな話をする娘が良い。「えっ、この娘がこんなイヤラシイこと言うの!?」という意外性を僕は強く求める。
 そんなわけで僕はこの業界に入って以来ずっと女子中学生のWeb日記を探しているのだが、まだ一度も巡り会ったことがない。やはり日記には、

5がつ17にち(すいよーび)

今日、きゅうにおなかが痛くなって体育を休んでシマイマシタ(T.T)
なんだろうと思ってトイレに行ったら、
お股から血がでてる!うぎゃーーー!! ( ̄□ ̄;)!!
まい、病気になっちゃったんだーーー!!と思ったのですが
保険のセンセイはまいに「おめでとう」と言いました。
はにゃ?おめでとう???(?_?)



 …みたいなことが書かれているのだろう。うーん読みてえ。

5月18日(木)

 誤解されては困るので言っておくと、僕は別に女子中学生とセックスしたいと思っているわけではない。こう言っては何だが、ただ性欲を満たすことだけが目的なら相手など選ぶ必要はない。年齢も容姿もどうでもいい。適当な穴さえあればそれでいい。しかし、僕が女子中学生に求めていることはそんなつまらないことではないのだ。僕はただ女子中学生と一緒に遊園地に行ったり交換日記したり、お風呂で背中を流しっこしたりしてみたいだけなのだ。精神的な充足が欲しいだけなのだ。決して肉体の関係を結びたいと思っているわけではない。その意味で僕は真性のロリコンではないのかもしれない。

「女のコ、と呼べるのは初潮前の娘だけ。あとはみんなメスブタだ」との名言を残したのは僕のかつての友人・S崎君だが、僕は未だその境地には達せていない。ていうか、達したくないと心から思う。

5月19日(金)

 「Papa told me」という少女漫画はお父さんのことが大好きな女の子・知世ちゃんのお話だが、僕はこのお父さんが羨ましくて羨ましくて仕方ないのである。今いちばん欲しいのは、僕のことを慕ってくれる可愛い娘だ。
 だったらせっせと中出しでもしてはよ子供作れや、と言われそうだ。しかし話はそう簡単ではない。僕の子種では確率的にどうにも可愛い娘に育つとは思えないし、だいいち血が繋がっていては後にいろいろと不都合が生じるではないか。やはり顔立ちの上品な娘を見つけ養女にして育てるのが一番良い。そして毎日一緒にお風呂に入るのだ。
 僕の背中をこすりながら「まい、おっきくなったらパパとケッコンするのー」と娘が言う。僕は答える。
「ははは、まい、本当にケッコンできるんだよ。戸籍上は他人ということにしてあるからね」

 ああッ、マジで娘が欲しい。誰かください。

5月20日(土)

同棲日記 「A・I・E・KI(愛液)が止まらない!」第十八話
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5月21日(日)

 このところ夜中に出歩きまくっているせいで全然ネットやってない。ドキュンですいません。

 で、残り少ないテレホ時間でナニをやっているのかというと、教えてもらった女子中学生の日記を見ているのです。僕好みの天然エッチなところがないかと毎晩探しているのですが、これがなかなか見つかりません。ていうか女子中学生の日記、実際は想像していたより100倍ほどツマラナイです。知らなきゃよかった、憧れのままにしときゃよかったという感じで軽くショック受けてます。
 ホ●キンレビューを見てもわかることだけれど、女性のWeb日記というのは年齢問わずとにかく自分のことを一方的に喋ってるだけのものがあまりにも多いです。その話が他人にとって面白いか面白くないかとかは全然意識していない。大人の女の日記でさえそうなんだから女子中学生の日記なんて地獄もいいとこです。部活の話だの友達の話だの好きなTVタレントの話だの。どこもかしこもそんなんばかりで、かなりウンザリしてます。
 まあ好奇心旺盛なお年頃の彼女達にしてみれば、ホームページなんてたくさんある趣味のうちのかたわら程度にやってるんだろうし、そういう身内オンリー日記に勝手に忍び込んで完成度とかエッチさとか求めている僕が悪いんでしょうけれど、どうせやるならもう少しくらい赤の他人に(特に男性に)読まれて悦んでもらえる日記書く気になって欲しいナ、とお兄さんは思うのです。そんなんじゃ結婚してあげないゾ!

5月22日(月)

 というわけで昨日めでたくバイト先の店が潰れました。今日から無職の雪男です☆

 これで舞ちゃん(19歳・深田恭子似)に会えるのは事実上、今週末のお別れ会の一回だけです。淋しくなります。閉店後の控え室の雰囲気は妙にハイテンションで、みんな別れが辛くて無理してるってのが痛いくらいよくわかってしまいました。切なかったです。
 僕はといえばそんなお別れムードをちゃっかり利用し「ぜったいぜったい、今後も飲み会とかあったら誘ってくださいね〜」と言う舞ちゃんと携帯の番号を教えあってました。ラッキー☆ ってもともと舞ちゃんの自宅の電話番号その他個人情報は店長の机の中の採用済み履歴書ファイルを盗み読んだので知っていたんですが、携帯の番号を教えてもらえたのは大きいです。これで色々と楽しめるぞ!!

 また、舞ちゃんの携帯のメモリーに僕の名前が入っている、それだけで僕は幸せなんです。この世界でたった一人、舞ちゃんの記憶(メモリー)の中にとどまることができるのならば、僕はもう現世に思い残すことなんて何一つありません。皆さんさようなら…(ガスの元栓を開く)

5月23日(火)

 トップページの雪だるまを抱いたパジャマっ娘を見ているとどうしても、「テディベアのぬいぐるみをだっこしてないと眠れない」と言っていた小学校の時のクラスメイトのM野さんのことを思いだしてしまう。

 当時のM野さんは小学生くらいの綺麗な女の子にはありがちな典型的ブリっ子で、今にしてみればその発言もおそらく男の子の気を引くための作り話だったんじゃないかとも思うけれど、とにかく純情な僕は見事に引っかかって「M野さんの胸に抱かれて眠るテディベアになりたい」なんて考えていた。微笑ましいといえば微笑ましい話だ。
 現在のM野さんは当時と変わらず綺麗で、相変わらず男をとっかえひっかえやっているようだけど、僕にとってM野さんはいつまでも「テディベアをだっこしてないと眠れないコ」のまんまなのである。あのトップページの娘を見るたび僕はブリっ子だった頃のM野さんのことを思い出してくすくす笑い出してしまう。

 テディベアになりたいと思ったあの頃の僕の情熱は、冷めるどころか加熱する一方である。誰か僕を抱きしめて眠ってください。

5月24日(水)

 20歳超えて童貞なのを売りにしている野郎自虐サイトは僕を含めたくさんあるようだけれど、処女を売りにしている女の子の自虐サイトというのは僕の知る限りでは一つも見たことがない。なぜだろう。

 いや、女の子は自虐をしないというわけではない。男に比べれば自虐の度合いは少ないものの、それなりに見かけはする。自分のドジっぷり自慢、バカっぷり自慢、エッチっぷり自慢、etc。しかし不思議なことに、自分がいかにモテないか男性経験がないかについてだけはまったくと言っていいほど語られないのだ。
 つまりこういうことだろう。女の子という生き物にとって生きることの全てのベクトルは「自分がいかに可愛くあるか、可愛く見せられるか」に向いている。日記も然りだ。たとえどれだけ自虐をしようとも、「あたしってドジでしょバカでしょエッチでしょテキスト」の真意は結局「あたしってオチャメで可愛いでしょ」という意味なのだ。最終的には自己アピールの一要因にならなければならないのだ。だからモテない男性経験がないという自虐だけは決してやってはならない。女の子にとって自分がブサイクだと思われることは存在の全てを否定されることと同じであり、いい年して処女であると告白することは「ブサイクイメージ」に結びついてしまうからだ。だから本当は処女だとしてもそんなことは自分からは決して言い出さないのである。

 最終的に隠さなければいけないもの、守らなければいけないものがある限り女はお笑いに向かない、と言ったのはダウンタウンの松本人志だが、これはなかなか鋭い考察であると思う。「可愛さ」のイメージに縛られている限り、女の子が本当の意味でゲラゲラと大笑いできる自虐日記を書くのは難しいだろう。
 もちろん、可愛さのイメージの範疇においてくすくすと笑える自虐をやっている女の子の日記サイトはいくつか知っているし、それはそれでとてもいいと思う。大笑いできないから男のお笑いサイトに劣っているとか、そういうことを言いたいわけではない。僕が言いたいのは、男には男にしか書けない笑いがあるのは事実であるけれど、そのかわり女の子には女の子にしか書けない笑いというのもあるはずではないかということなのである。僕は彼女たちの面白い日記が大好きだし、これからも大いに笑わせてもらえるものだと期待している。

5月25日(木)

 昨日の続きで、なぜ男は童貞を売りにできるのかという話。


 美醜で人間的価値の全てを決められてしまうという理不尽な社会の仕組みに嫌でも対応せねばならない女の子は、自分がブサイクであるとだけは死んでも思われるわけにはいかない。だから自虐に制限がある、というのが昨日の僕の論だ。

 しかし一方で、男の自虐はどうだろう。これはもうはっきり言って、「何でもあり」だ。タブーなんて一つもない。むしろ嬉々として自分がブサイクであり童貞であり、いかにどうしようもない変態であるかを訴えているではないか。これはいったい何のためなのか。他ならぬ自虐テキスト書きである自分自身に問いかけてみた。
 すると、美醜以外の要素に自己アピールの余地がある男性である僕は自分の「面白さ、話上手さ」を見て欲しいんだろうということが何となく見えてきた。僕は自分がブサイクであることを知っている。しかし同時に、女の子の場合と違いそれが社会的レベルで致命的と言えるほどの欠陥ではないこともまた知っている。学力及び仕事能力、運動能力、話術、etc。何かが秀でてさえいれば世の中に認めてもらうことはできる。だから男の日記書きの場合、「面白い人」でいられさえするなら容姿のことなんていつでもあきらめて切り捨ててしまえるのだ。チンポが小さいこともブサイクであることも童貞であることも、「面白い人」を演出できるなら平気でネタにできる。「面白い人」でさえあればモテると知っているからだ。そう考えるとますます、まず可愛くなければモテようがない女の子はかわいそうというか不公平であるななんて思えてくる。


 僕のサイトは僕に彼女ができたら間違いなく閉鎖する系、と言われた。確かにその通りかもしれない。今の僕を突き動かすのはどうにかして文章でモテたいという尋常ならざる気迫のみであり、もし彼女が出来たりして精神的に満たされてしまったらもう日記を書く意味なんてこれっぽっちもなくなるからだ。事実過去にも、彼女が出来たせいでなしくずし的に更新がなくなった自虐系サイトはいくつもある。ウチも間違いなくそれらと同じ命運を辿ることだろう。
 しかし現在、僕のまわりにはそんなことがないようにとせっせと女の子を遠ざけてくれる優しい男友達がたくさんいる。ありがたいことなのかどうかは知らないが、とりあえず感謝の気持ちを込めて彼らに一つだけ言いたい。頼むから掲示板から消えてくれ。女の子が怯えている。

5月26日(金)

 真面目な話、このサイトの女性ファンは何人いるのか知りたい。
 今の僕は昔ほどアクセス数にはこだわっていないけれど、それでも女の子が何人来ているのかだけは異常なくらい気になる。極端な話、野郎のアクセスなんてゼロでかまわない。たった10人でいい、10人の美少女がここを見ていてくれて僕のファンだと言ってくれるのなら、それは僕にとって1000のアクセスより価値がある。むしろ野郎が来れないようにアクセス制限をかけてもいいくらいだ。
 しかし、現在の技術ではどんな高性能なアクセス解析をもってしても、残念ながら来訪者が男性であるか女性であるかまでは判別できない。僕がアクセス解析を使っていないのはただそれだけの理由からである。誰がどこから何人来たのかなんて僕にはまったく興味がない。僕が知りたいのは女の子が何人来ていてどんなカワイイ顔をしているのか、ただそれだけなのである。

 仕方がないので、日記系ではたぶん初の美少女限定メールフォームでも作ろうかと思っている。住所氏名年齢と彼氏の有無の記入、そして顔写真の添付が必要。このメールフォームさえあれば本当の意味で美少女わんさかなサイトになりそうだ…と思ったのだが、野郎共の嫌がらせで死体写真とか送られるのが関の山、って気がしてきた。ボツ決定。

5月27日(土)

 というわけで昨夜はバイト先の閉店記念お別れ会でした。
 今回のお別れ会は最後ということもあり歴代OBも大勢参加、全部で50人に近いアホ共による凄まじい乱痴気騒ぎとなりました。現在の僕の意中の人・舞ちゃん(19歳・深田恭子似)はもちろんのこと、二年前の夏好きだった女の子(「夏の夜のいるか、届かない声」参照)なんかも参加していて、彼女の現在のカレシとのラブラブ話なんか聞かされる僕は楽しさ半分切なさ半分という気持ちでとにかく酒だけが進みます。ふと気が付くと青ざめて路上に転がっていた僕、もしかしたらレイプとかされていたのかもしれませんがいっこうに記憶がありません。つか、みんな薄情だ。女の子の介抱の一人くらいよこせよ。
 僕がなんとかふらつく足で会場に戻るともう宴はほぼ終演という段階。ああ、これで舞ちゃんともお別れなのか…と思ったら、来月すぐまた飲み会を開くということで話がまとまったらしい。おい来月て!! 何のためのお別れ会だったんじゃい!!

 ま、店が無くなったって僕たちの関係まで無くなってしまうわけじゃない。そうやっていつまでも集まり続けるってのも、悪くないか。僕たちの馬鹿騒ぎはまだまだ続くよ、なんて三流ドタバタギャグ漫画の最終回みたいなノリで終わった今回のお別れ会、とりあえず舞ちゃんとまた会えると知ったそのことが嬉しくて仕方ない僕なのでした。
  舞ちゃん、また遊んでね。お金払うから

5月29日(月)

 昔から女のコの夢といえばドレスを着ることだった。そして僕の夢はというと、女のコにドレスを着せてあげることだった。なんだ、利害は一致していたんじゃないか。

 でも時代は変わってしまった。いつからか少年達が冒険を夢見なくなったように、少女達もお姫様になることを夢見なくなってしまった。お受験やら習い事やらが忙しすぎて、そんなたわけた夢を見る暇もないのだ。そういえば、ベルばら系のドレスわんさか少女漫画というのも近頃めっきり見なくなった。もはや少女達のお姫様願望なんて過去の幻になってしまったのかもしれない。
 でもそれでも、今でも僕は女のコのドレス姿が好きだしドレスを着たいなんて考えるたわけた乙女たちが大好きなのだ。ふりふりのフリルや綺麗なレースを愛する乙女心をどうかいつまでも失わないで欲しいと思うのだ。

 ごくたまにだけれど、街でピンクハウスやワンダフルワールドみたいなフリフリ乙女ルックの女のコを見かけることがある。そういうのとすれ違うたび、僕は「なかなかやるじゃん」なんて思ってにやにやしてしまうのだ。たまに後ろをつけていったりもするけれど。

5月30日(火)

 園山二美の「続蠢動」という漫画ははっきり言って普通の人が読んでも全然面白くない、僕の嫌いなサブカル御用達系の典型とでも言うべき短編集なのだけれど、この中にある「1/4」という短編だけが個人的に好きだ。生理で体調や感情が不安定になる女の子の話なのだが、カレシにタンポンを入れさせるシーンがあってそれがまた何とも言えずエロティックで良い。この漫画を読んで僕の夢がまた一つ増えてしまった。もちろん、彼女にタンポンを入れてあげるという夢である。
 「女は一ヶ月に7日、人生の1/4を生理中で過ごさなきゃならない、どうりで私は年中不機嫌なわけだ」なんて言葉を聞くと、つくづく女というのは大変な稼業なのだなぁなんて妙な感心をしてしまう。男性諸君はもっといたわりの心を持って女性に接するべきだと僕は声を大にして言いたい。とりあえず僕はいつか訪れるであろう彼女との甘い同棲生活に備えて、今からタンポンの使い方を勉強しておこうと思う次第である。

5月31日(水)

 今日でめでたく開設9ヶ月突破。

 当初の僕の計算では10ヶ月目といったらファンの女の子の一人と妊娠騒動で入籍、くらいの段階に来ているはずだったのだ。しかし計画にはイレギュラーはつきものというべきか、10ヶ月目に入ろうという現在の僕は妊娠騒動どころか彼女の一人もまだできていない。それどころか掲示板に女の子の書き込みが一つもないというほどひどい有り様。一体全体どうなっているのだろうか。
 いや、このサイトに女の子がまるで来ていないというわけではないはずだ。なのに、いまいち反応が鈍い。なぜなのか。理由をいろいろ考えてみた結果、僕のファンだなんていうタイプの女の子は内気な性格が災いして自分からは声をかけられないのではないかという結論に達した。なるほど、その気持ちはわからなくもない。

 そこでというわけではないが、僕のほうから女の子が話しかけやすい環境を用意してみることにした。おそらくは業界初の試み、女子専用スレッドである。例えるならここは放課後の校舎裏だ。日頃の想いを告白するもよし僕の第二ボタンを持っていくもよし。女子諸君は好きなように使ってみてほしい。

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