美少女わんさか☆日記

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11月1日(木)

 というわけで昨日は巣鴨とげぬき地蔵にて「モーたい」収録中の現場にたまたま遭遇し生の辻加護を至近距離で見るという、ごく一部のロリコンにとっては宝くじに当たるよりラッキーなことがありました。だいたいカメラが回ってたのは10分くらいですかね、辻加護の二人がなんかマジシャンみたいな奇抜な衣装でテレフォンリンリンリンを踊ってました。踊り出した瞬間に野次馬の人混みから「かわいい〜」という声が一斉に。そうほんと可愛いんですよ辻加護! 特に僕的にノーマークに近かった辻が間近だとあんなに可愛いなんて聞いてませんでしたです。お人形さんみたい。でも全然アイドルっぽくなくて、どこにでもいる女子中学生っぽかったのは意外でした。あれだけ間近にいればもっとオーラのようなものを感じるかなーと思っていたのですが。 フツーっぽいけど、でもそのぶんだけいつまでも見飽きることがない美少女。そんな印象でした。だから人気が衰えないのかもしれませんが。
 僕が見たかったのはカメラの回っていない時の辻加護の態度や仲の良さだったのですが、どういうわけか二人してひとっことも口を聞きませんでした。すました顔でスタッフの説明をうんうんと聞いてるだけ。衆人環視下ではプライベートな面は見せるなと上の人間から指示されているのか、それとも自らの意志で見せたくないのか、わかりませんがいずれにせよちょっとがっかりでした。素ではしゃいでいる二人に萌えたかったのに!
 テレフォンリンリンリンを踊り終えると次の現場に移動のためにスタッフが通り道を作ったんですが、人垣を割るどさくさに紛れて僕も最前列に移動、手を伸ばせば通過する辻加護に触れるという1mの距離接近に見事成功いたしました。つーか懲役覚悟でほんとに触っておけばよかった。そんな夢を叶えた後なら、後の人生網走でタンス彫って生きていくくらいどうってことないでしょう。わかりますよね皆さん!? もちろん素人にはおすすめできませんけどね。

 あとの問題は「モーたい」に僕が映るかですが、どうですかね。手を繋いで早足に移動する辻加護を追いかけていた無様な姿は撮られてないといいのですが。映ってたらモーたいは家族が見てるので死亡確定です。いつ放送するのかしりませんが、けっこうビビってたりビビってなかったり。

11月2日(金)

 昨日「いつ放送するかなぁ」という話をした数時間後に放送されました。ビックリだ。
 結論から言うと僕は映ってませんでした。というより当たり前の話ですが、カメラが辻ちゃん加護ちゃんを正面から撮ってる以上同じく正面から舐めるように見ていた僕は映るわけないですね。残念。でもまた来週も巣鴨特集で同じ日のロケ映像使うみたいなので、辻加護追走中の僕が映る可能性はゼロではないです。まだ終わっていないっ…!

 それとは全然関係ない話ですがこないだからWWWCという巡回ツールを使い始めてまして、いやこれは便利でもう手放せないです。登録したサイトが更新しているか自動で調べて来てくれるツールなので、更新が不定期でそれほど頻繁には見に行かないようなサイトをまとめて入れておくと絶大な威力を発揮します。かなり使えるツールなのでおすすめです。
 しかしサイト自動巡回なんて便利なツールがあるのなら、他にもいろいろ巡回ツールがあっていいと思いません? ちょっと考えてみました。

WWWM(WWW Menstruation)
 登録した女の子がいま生理中かどうか巡回して調べて来てくれるツール。これを使えばヤリ目的でデートに誘った女の子にさんざんメシ喰われたあげく「今日アノ日なの…」と逃げられる心配もなくなる。セクフレが複数いる人の管理用におすすめ。

WWWL(WWW Lingerie)
 登録した女の子がいま下着を干しているかどうか巡回して調べて来てくれるツール。これを使えばわざわざマスクをつけてターゲットの家の前をウロウロする必要もなくなる。下着を盗む地域が広域に渡る人の管理用におすすめ。

11月3日(土)

 インターネット図書館の利用価値があちこちで喧伝されていますが、みんなわかっていません。そもそもこのプロジェクトは全てこのサイト、
リスペクト!

 を復活させるために生まれてきたのです! さあ今からでも遅くはない、厨房なみんなはこんなサイトを見ている暇があったら今すぐ中出し天国にレッツアクセス!

11月6日(火)

 昨日、100円ショップ行ったんですよ。100円ショップ。そしたらなんか清純そうな女子高生が二人いて、台所用品のコーナーで手鍋を物色してるんです。手鍋ですよ、手鍋。もう見てらんない。お前はそれで本当に料理する気があるのか、と小一時間問いつめようとしたら問いつめるまでもなく会話が聞こえてくるんです。

女子高生A「ねえ、これじゃちょっと小さくない?」
女子高生B「へいきだよー、二人分ならこれで充分だって」
A「そうかなー。まあ100円だし、とりあえず買っちゃおうかな」
B「そうそう、その意気その意気。うまくできるといいねー」
A「そうだねー。あ、あと座布団のかわいーカバーとかはさすがに売ってないかな?」

 座布団のカバーだぁ?
 盗み聞きしていた僕はそこでまたぶち切れですよ。お前、もしかして彼氏が家に来るのとちゃうんかと。二人っきりのおうちで手料理なんか振る舞って、あわよくば身体ごといただいてもらおうとか考えてるんとちゃうんかと。いったんそんな探偵顔負けの推理をしてしまうともう彼女が彼氏にオムレツを焼き喜ぶ彼氏のほっぺのごはんつぶを取って上げるときにふと沈黙が訪れてしまい無言のまま彼氏の唇が近づいてくるので覚悟を決めてそっと身体を預け…なんて妄想がどんどん膨らんできて気がつくと予定時間の電車乗り過ごして待ち合わせに遅れました。鬱だ氏脳。

11月11日(日)

 最近仕事で連続中出しモノ観る機会が多いんですが、そりゃ最初の一本は「おおっ、すごい」って興奮しますよ? かじりついて観ますよ? でもね、20発、30発、40発…と出し続けてまだ終わらない地獄を味わってみなさいあんたたちいっぺん。「いい加減にしろお前等」と現場にナタひっさげて乗り込んで男どものチンコ刈りつくしたいですよほんともう。というわけで、最近は中出しにもさすがに少々食傷気味な雪男です。こんばんは。じゃあどこに出すのがいいの? と言われたら他に適当な場所もないんでやっぱり中出しに落ち着くんですが。

11月13日(火)

 こないだ100円ショップ行って何を買ってきたかっていうと、バイブなんですけどね。電動バイブ。最近の100円ショップはこんなものまで売ってるんですよ奥さん。
 電池入れてみると、けっこう本格的な音がして震えます。が、しょせん100円なので試しに肩に当ててみても威力が弱くて全然使い物になりません。マッサージ用としては失格ですね。
 ただ自分はもちろんマッサージ以外の目的でこれ買ったんで、それはどうでもよかったんです。このバイブは先っぽがちょうどクワガタのような二本の角になってまして、その形から推測するに…どうもはさめるんですよね、アレを。ていうか、はさんでくれと言ってるとしか思えません。売られた喧嘩は買わねば男がすたる、ということでさっそくパンツを下ろした僕は…(以下自主規制)

11月14日(水)

 今まで自分はどちらかと言われたら受けキャラだ受けキャラだとばかり思っていたら、どうやら攻めもアリらしいです。あれですか、リバーシブルてやつですか。裏表で使い回せるなんてそれはそれは便利ですね!(泣き笑い)

 というわけで、テキストサイトは今やおいが熱い。スレッドが立ってしまった以上は開き直るしかない、今までテキストサイト管理人同士はナマモノだからと手を出し渋っていたお姉様がたももう遠慮なくあっちこっち×(カケ)ちゃってください。僕以外のサイトは許します。怒る人なんかまずいないから大丈夫です。むしろ大多数の人間はネタにされたら建前上は嫌がりながらも心では美味しい、と考えると思いますよ。そりゃやりすぎて対象サイトに実害与えたらまずいですけど、そこらへんの匙加減は百戦錬磨のナマモノ派801お姉様がたならちゃんとわかってると思いますし。テキストサイトがまがりなりにも一つの文化を形成してみせた以上、そういう側面からの盛り上がりかたもアリなのかもな、とは思います。ので、801の皆さん日頃いがみあう我々テキストサイト界の野郎共をガンガン掘らせあっちゃってください。そこにはまるでジョンレノンが「イマジン」で歌い上げたような人種・宗教・性別・派閥を超えて全ての人間が結びつくユートピアが待っているような気がしたりしなかったりするのでまあ適当に頑張って(投げやりな感じで)

11月15日(木)

 なぜテキストサイトとやおいの相性がいいのか? について考察してみたところ、やはり「顔がわからない」という点に尽きるのではないかという結論に達しました。つまり歴史上の偉人・英傑と同じ感覚で、ツラに関する情報が圧倒的に足りないからこそ勝手に脳内美化する余地があって好都合、ってことなんですね。つまり我々はナマモノであってナマモノでない。我々はこの電脳世界に「テキストサイト管理人」という実体のないイメージだけの人格を作り上げることができる。それぞれがそれぞれの物語を紡いで一つの流れを形成する様はまるで、「テキストサイト・サーガ」とでもいうべき壮大な大河小説のよう。だから腐女子の皆様は801小説に萌えるのと同じ感覚で我々を「テキストサイト・サーガ」の登場人物として扱い自由にカップリングすることができるのではないかと…合ってますこんな感じで?

 例えばやおいの定番として神格化されている陰陽師・安倍晴明ですが、実際のところ京都の晴明神社に残っている彼の肖像画はのっぺりした髭面の、ブサイクな中年親父だったりします。しかし801絵師さんたちはこの肖像画をなかったことにして今日も勝手に超絶美形な若々しい晴明様を描き続けるのです。それは晴明様が決して本当の顔を知ることの出来ないイメージの存在であるからです。その圧倒的な印象の強さが、本当は肖像画の通りのブサイクなんじゃないだろうかとかそういう些細な疑念を吹き飛ばしてくれるのです。
 この原理はそのままテキストサイト管理人にも応用できると思うのですね。テキストサイト管理人は顔がわかりません。文章から受け取るイメージが全てです。耽美で、流暢で、格好良いテキストを書く人はそのまま「耽美で格好良い人」という印象だけが残るのです。この印象さえ与えることができれば、もうやおい腐女子にとって実際の顔かたちなんか実はあんまり関係ないんですね。やおいの脳内補正能力を舐めてはいけません。実際会ってがっかりされたとしても、最低限「格好良いテキストを書ける人」という印象さえ崩さないように務めればやおいは少々のツラの歪みくらい脳内補正してくれますから大丈夫です。そのまま末永くつきあってくれること間違いなし。

 ここまでのとりとめもなくそして激しくどうでもいい話をまとめると、「非モテ管理人はやおいを狙い落とせ」と。文章から自分を好きになって欲しい、なんて都合の良い願望を一番実現してくれる可能性があるのはやおい腐女子なのです。何度でも繰り返しましょう、今テキストサイトはやおいが熱い。

11月17日(土)

 床屋の何が苦手って、行くたびにうんこがしたくなることだ。席に座らされて頭を洗われ始めたくらいからもう、決まってお腹が下り出すのである。なんでだかわからないけど決まってそうなるのだ。そしてそこから地獄の30分が始まる。いったん散髪が始まってしまった後で「うんこしてきていいですか?」などとは死んでも言えないからだ。

 うんこを我慢する30分がどれだけ辛く苦しい時間であるかは今さら説明するまでもないだろう。気を許せばいつ噴出してもおかしくないまさに一触即発状態の中で、ケツをむずむずさせながらそれでも頭を動かすわけにはいかない。頭が動いたら床屋の鋏が滑ってとんでもないミスカットという惨事を引き起こしかねないからだ。動きたいのに動けないこのもどかしさ。そして床屋の阿呆は青ざめた顔で小刻みに震えている僕の様子にまるで気づかず、髪を切りながら「お客さん年末休みはどっか行く予定とかあります?」などとどうでもいい質問をしてくる。どこにも行く気はありませんそれより今すぐうんこに行きたいです、と叫びたいのを我慢して「いやー忙しくて」なんて曖昧な笑みを返さねばならないこの屈辱。もし日本のどっかに椅子の尻部分に穴が開いていていつでもうんこできる作りの床屋があったら、新幹線に乗ってでも通う覚悟がある。とにかくそれくらい床屋が苦手だ。カットの時期が来るたび憂鬱な気持ちになる。

 毎回毎回うんこしたくなることは避けられないので、さすがにこちらとしても策の一つくらいは編み出している。数年前からずっと愛用している対処法としてはエロいことを考えて海綿体に血を集めて下半身全体を血で膨張させ肛門を塞ぐ方法がある。科学的に効果があるのかどうかは知らないが、とりあえず気休めにはなるので僕はいつも床屋でうんこを我慢するとき一生懸命エロいことを考えるようにしているわけだ。というわけで昨日は床屋行く直前に読み返していたちょびっツのオパーイポローリシーンを必死で思い出してハァハァしてました。うんこしたくてハァハァなのをエロシーン妄想でハァハァの方向に無理矢理ねじ曲げる。毒をもって毒を制す、とはまさにこのことか。ちぃたんハァハァ。

11月18日(日)
 そこまで言うならわかりました。これからのかまくらはやおいを黙認します。むしろここは開き直って、エロパロ同人誌を描かれることを意識する外道作家CLAMPのようなあざとさで、あからさまにやおい受けを狙った誘い受け文を書いていこうかとも思っていたりいなかったり。例えやおいのカップリング対象という歪んだ形であろうと、女の子にちやほやされるという積年の夢が叶うならもうそれでもかまわない。煮るなり焼くなり好きにしてください。

 しかしアレですね、やおいに支持されてみて初めてアニオタに支持される声優さんの気持ちがわかりましたね。この嬉し悲しの微妙な感覚をお前等にも味わわせてやりたいもんだ。

11月22日(木)

 あれはそう高校生の頃ですか。当時の非モテ仲間の間ではエロ漫画の貸し借りが全盛。みんな金なんてないから、誰かが古本屋で買ってきた一冊を大事に大事に使い回してたんですね。
 そんなある日、僕らはいつものように4人で古本屋に行き、なけなしの500円で一人一冊エロ漫画を買いました。ブサイク男子高校生4人が一つの棚で思索に耽る姿はなかなか悲惨なものがありますがそれは置いといて。僕は普段見かけない出版社と作家のエロ漫画に手を伸ばしました。見るとリボンをつけたショートカットの可愛い女の子を後ろから男が抱きしめている。少女漫画っぽい繊細なタッチで仲間はあまりそういう絵柄は悦ばないのですが、女の子の可愛いリボンに惹かれてしまった僕は結局これを買うことにしたのです。500円を払って、僕らは店の外に出てさっそくその場で各自エロ漫画の当たり具合の鑑賞会を始めたのですが…僕のは開けてびっくり。表紙のリボンをつけたショートカットの子、実は男の子でした。
 思えば聞き慣れない出版社と作家名、そして表紙に後ろから抱きついているだけとはいえ男のツラがでかでか描かれていることをもっと怪しむべきだったんです。でも表紙周りには「やおい」とは一言も書かれていなかった。それで古本屋さんも女装した男の子の可愛さに騙されて、男性向けエロ漫画棚に並べてしまったんですね。僕も見事に騙されました。
 唖然としている僕の元に仲間達が寄ってきます。
「ちぇっ、俺のはいまいちだったよ。お前のエロ漫画どうだった?」
 いまいちとかそういうのじゃなくてやおいです、と叫びたいのを我慢して友達から本を隠す僕。日頃エロ漫画の鑑定眼では一目置かれていた僕でしたが、まさかこんなものを掴まされてしまうとは。釣りで言ったら空き缶を釣ってしまった以上の恥辱です。結局嫌がる僕の手からやおい漫画がむしり取られて、その日からしばらくクラス中で「友達の前で堂々ホモ漫画を買った男」と指差され笑われる羽目になったことは言うまでもありません。

 あの日以来、僕は古本屋でエロ漫画を買うことをやめました。
 やっぱ新刊ですよね(エロ漫画自体はやめんのかい)

11月23日(金)

同棲日記 「A・I・E・KI(愛液)が止まらない!」第二十七話
<テキスト集に移動>

11月25日(日)

 一昨日の同棲日記のテキストを編集していて、ふと気が付いたことがあります。このシリーズはヒロインに特に名前をつけずずっと「君」と呼称しているわけなんですが、よくよく考えると「君」が女の子だと名言した覚えがないんです。この「君」がもしただの女々しい口調の男の子だったら全然違う話になってしまうことに気がついたですよ隊長!
 例えば第一話はこんな話なんですが、これをほんのちょっとだけいじるとこんなテキストに。


キャーーーーーーー⊂⌒~⊃。Д。). .。o0( ウツダシノウ

11月27日(火)

 トヨタカップはもうなんか最後グダグダでしたね。延長戦がVゴール形式じゃなくてすぐ終わらないと聞いて苦痛に顔を歪めましたよ。あんな一方的かつ点が入らない泥試合じゃねぇ…
 それにしてもアルゼンチン選手の、特にボカの10番リケルメのブサイクさはちょっと群を抜いていました。あれが世界のトップスターというのだからサッカーは凄い。だってあのツラはどう見ても、工事現場で土管に腰掛けお茶を啜っている不法滞在外国人労働者のツラですよ? 冴えないツラでも才能で世界の舞台に立ちナオンにモテることができる、これがサッカーの真髄なんですね! ここを見ている少年たちはテキストサイトなんか開く暇があったら男らしくスポーツのスタープレーヤー目指して練習に励んだほうがいいですよ。テキストサイトなんて何の見返りもない上にたまにモテるのはやおいにだけですよ。テキストサイトなんて気がつくと801小説の登場人物にされてて女言葉で男にお弁当作ってるんですよ。テキストサイトなんて!!(半狂乱で)




※「やおいネタ引っ張りまくってますが好きなんですか?」とのお言葉をいただき大打撃を受けているので今日で打ち切ります(僕の人生ごと)

11月29日(木)

 やおいの話じゃありませんが、確かに僕は料理がわりと得意です。5年近くファミレスのキッチンにいましたからね。ハンバーグならたぶん通算3万枚くらいもう焼いてるんじゃないでしょうか。いや、プライベートで男のために焼いたことはないですけども。

 そういえばバイト時代のことで思い出した話がありまして、ファミレスのキッチンって髪の毛が入らないように紙の帽子かぶるんですね。あれは備品として控え室に置いてありまして、男も女も同じものを使ってるんです。分解された状態のものを、頭の大きさに合わせて自分でホッチキスかテープで止めて使うんですよ。
 で当時キッチンに可愛い女子高生の娘がいまして。その娘は香水か何かつけてるのか知りませんが、すごくいい匂いがするので油臭いキッチンのオアシスとして僕は密かに接近し嗅いで楽しんでたわけです。で、ある日その娘が仕事上がって帰るとき、帽子を机の上に忘れていったんです。控え室には僕一人。となったら当然、嗅ぐじゃないですか。だってさっきまでの仕事の汗をたっぷり吸った女子高生の帽子ですよ? 控え室には僕しかいないんですよ? そりゃ手が伸びますって。そしてなんとなく鼻元に近づけたその時。女子高生帰ってきました。
「すいませーん、帽子ロッカーに戻すの忘れちゃっ……て…」
 そこにはどこからどう見ても変質者ヅラで女子高生の帽子を握りしめる僕が。しばし固まる二人。僕は慌てて言いました。
「いやえと、忘れ物だから…あの…片づけなきゃと思って…」
 なんで顔に近づけていたのかは明らかに説明不足です。
「そ…そうですよね…」と明らかに腰を引きながら僕から帽子を取り返した娘。結局そのまま笑ってお別れして、大事には至らずホッとしましたが次の日には女子高生のその帽子はゴミ箱に捨てられてました。僕の存在ごと投げ捨てられたようで激しくウトゥ。

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