美少女わんさか☆日記

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12月1日(金)

 どうも、エロビデオ屋のせいですっかり巨乳好きに洗脳されてしまった雪男です。ていうか最近Eカップ以下の乳を目にしてません。道行くAカップの女性なんてもうすいませんおっぱいはどこですかと思わず聞いてしまいそうな感じです。

 と、なんだかまた女性読者を大幅に失いそうな感じなので早々に話題を変えますが、ちょっと前にテレビでやってたソニーの最新人型ロボット見ました? あれヤバイですね。ソニー様なら夢のちょびっツを創りあげることも不可能ではないかもしれません。
 しかしあれくらいの技術があるならちょびっツとまではいかずとも、すでに電脳ダッチワイフの一つや二つくらい作れるんでしょうね。携帯の着メロ選択数など遙かに凌駕した驚異の喘ぎ声選択数。女子小学生から熟女まで、各個のフェティシズムに応じた幅広い音声設定可能。好みのボイスで一定のピストン数をカウントするごとに「あ〜いい〜」とか「イク〜」とかランダムに喋ってくれるわけです。さらに学習機能があり何度もやってるうちにこっちのイくタイミングを覚えてくれ、イきそうになると「いっぱい出して〜」などと小憎らしいことを言ってくれるようになるのです! 多少値段が高くついてもマニアの予約は殺到すると思うんですがどうなんでしょうかソニーさん!?

12月3日(日)

家庭教師日記「いけない!雪男先生」七時間目
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12月6日(水)

 エロビデオ屋のレジでぼーっと勃ち続けて(←誤植にあらず)、やって来るお客様のツラやらファッションやらを眺めていると気が狂いそうになるというか人間不信になるというか、とにかく大変です。肉体的にはヒマなのでこれほど楽な仕事はないのですが精神のバランスを保つのが大変すぎます。やはりこのバイトを選んだのは間違っていたのかもしれません。
 ちなみにウチの店だけがヒマなわけではなく、エロ関係の商品というのは基本的に冬は夏に比べ売り上げが若干落ち込むものなのだそうです。まあこう寒いと勃つもんも勃たなくなるのは仕方のないところなのでしょうね。去年のクリスマスは普段の売り上げの半分切ったそうです。気持ちはわかります。痛いほどに。

 さらに僕はこの仕事を始めて「エロビデオ屋に女性が一人で来る」という事実を初めて知り、女性不信にまでなりかけています。そりゃ100人に一人も来ないけど、来るんですよちゃんと女も。中でも30くらいのけっこう綺麗な常連のおねいさんは毎週末エロアニメ(それも陵辱系のエグいの)を1,2本恥ずかしそうに借りてくのでレジを打ちながら僕のチンポは勃ちっぱなしです。お姉さんそんなに陵辱されたいのなら僕がこの後つきあってあげましょうかと思わず声をかけそうになるくらいです。なんつーか、業の深い商売です。ほんとに。

12月8日(金)

 指摘があったのでここで言っておくと、僕のバイト先のエロビデオ屋というのは正しくはエロ専門のレンタルビデオ屋です。いちおう入り口にダミーで普通の洋画を挨拶程度に並べてますが、階段を登るとその先は全部エロビです。立ち眩みがします。
 しかしレンタルビデオ屋のくせしてウチの店ってバイアグラ売ってるんですよね。普通に。しゃ、社員割引とかで安く買えないかナ…とか思ったり思わなかったりな雪男です。こんにちわ。
 まあそんな店なので、バイトのメンツは当然のことながら全員男、しかも中卒ヤンキーとかタチ悪いのばっかりです。髪の毛黒いの僕だけです。僕はアブない人と仲良くなるのは得意なのでなんとか生きてますが。
 しかし、女の子のバイトがいないというのは僕にとってはかなり致命的であります。女の子と一緒に仕事する、もっとぶっちゃけて言えばセクハラするというのは僕の考える労働条件の約8割を占めている最重要事項なわけです。仕事内容に対しては特に不満はないものの、女の子がいないというのだけが辛いです。どこかにいないものでしょうか、「ぜひエロビデオ屋で働きたい」という意欲的な女の子は。


「まい(仮名)ちゃーん、延滞の確認終わったー?」

まい「あ、はい終わりましたー。でも2本、ちゃんと返ってきてるのに貸し出し延滞のついているのがありました」

「え、それはおかしいな。僕も確認してこよう。なんていうタイトル?

まい「えっ…(頬を赤らめて)。ここでタイトル言うんですか」

「だってタイトル言ってくれなきゃわからないでしょうが」

まい「はい…(耳まで真っ赤になって)えっと…
『女子高生中出しレイプ天国』『優しく犯して…』の二本です」

「えっ? ごめん、二本目のタイトルよく聞こえなかった」

まい「(やけくそ気味に)優しく犯してです!


 …仕事内容がすでにセクハラ。
 これを読んでぜひ働いてみたいと思った女子はぜひメールを。店長に紹介してあげます。

12月11日(月)

 いまCCさくらマウスパッドを使っている僕ですが、ついに! 悲願のちょびっツマウスパッドが手に入る日が近づいているわけですよ。時は12/29、場所は東京ビッグサイト。そう、コミケです。
 知っての通り僕はかなりヘビーな漫画好きだけれども、同人誌という文化だけは受け入れがたくて一度もコミケに逝ったことがないのです。別にコミケの存在を否定しているわけでも馬鹿にしているわけでもないのだけれど、わざわざ出かけてって行列並ぶ労力をかけただけのモノが返ってくる見込みがどうしても感じられないのですよ。だから今まではコミケに関しては「自分とは別世界のお祭り」と考えていたのですが! ちぃたんのグッズが手に入るとなれば話は別です! むしろ今回のコミケは俺のために開かれる宴、みたいな?
 こ、これは禁断のコミケオフか!? どうなる12/29!?

12月12日(火)

 携帯のバッテリーがついに半日しかもたなくなったので機種変更悩み中。思えば4年も同じ機種を使い続けていたんだなぁーとしみじみ。僕の携帯はもはや古すぎてプレミアがついているほどで、同じの使っている人を今まで見たことがない。iモードって何だ。僕のは未だ番号10ケタ表示で見づらいことこの上なしだこの野郎。
 そういえば「携帯をよく変える奴は恋人もよく変える」という法則をどこかで聞いた気がするが、この法則でいくと僕は恋人を簡単には変えない一途な奴ということになる。ていうか、僕は単に機種変更のやりかたがわからないので面倒で今までしてなかっただけなのだが。こういうモノグサな奴は問題外、というところだろうか。

12月13日(水)

 携帯のカタログをわんさかもらってざっと見てみたのだけれど、結局どの機種がどれだけ優れていてどれだけ値段分他より差があるのかはカタログからではさっぱりわからなかった。ぶっちゃけて言えば、いま何を持っていればモテなのか僕には区別がつかない。根っからの非モテ体質である。
 各機種の機能の違いについては詳しい友達に聞いてみたところ「何選んだってほとんど変わらないよ」とのこと。カタログを見ても確かに全部同じだ。少なくとも僕には違いがわからない。ではみんなは何を基準にして機種を選んでいるのか? となると、これはどうも「世間の評判」ただ一点だけなのではないか、という気がしてくる。要するにみんな「それを持ってたら人にどう見られるか」を基準に選んでるわけだ。これは昨日の日記の続きじゃないけど、やはり恋人選びに相通じるものがあるように思える。
 例えば女の子の顔、目が二つあって鼻と口がついているという点ではみんな一緒だ。根本的な違いなんか何もない。ただ形やついている位置が微妙に違うだけ。しかしただそれだけで美醜の差が、「世間的な評判」が生まれてしまう。みんな結局はそれを基準にして選ぶ。だっていちいち自分の手で中身を確認しながら選ぶには、あまりにも世の中には女の子(=新機種)が溢れすぎているから。とても一人一人自分の手で確かめて回ることなんてできない。だから世間の評判で選ぶ。そういうのって馬鹿馬鹿しいけど、でも現実だよなって思いませんか皆さん?

 ちなみに僕が携帯(=女の子)を選ぶ基準はただ一点。耐久性のみです。
 多少の行為では壊れないのがいいですね、ええ。

12月15日(金)

 エロビデオ屋という店の客質はきわめて特殊でして、お客様の9割はブサイクというよりはツラが歪んでいます。しかもツラの問題だけならまだ許せるものを、奴等が一人入店なされるたびに店内の臭いが変わります。基本的にアルコール臭ですがたまにもう別格の、玉子の腐ったような臭いを放つ強者も若干名存在します。あまりの臭さにレジ打つ手が震えたりもします。
 毎回毎回似たようなオヤジがうじゃうじゃやって来てエロビ借りて帰っていく姿を見ていると、この世の中がいかに不公平な世の中なのかということが実感としてよくわかります。要するに奴等は福本漫画的に言う「負け組」なんですね。ツラが悪いだけでは飽きたらず頭も悪く、ろくな仕事もしていない。毎晩の楽しみは酒とエロビデオだけ。もう文字通りの人生の敗残者たちの集う店なんです、うちの店は。
 レジ打ってエロビデオ包んで「ありがとうございました」と彼等の寂しげな背中を見送った後。将来の自分は人生において勝ち組に入れるのか負け組に堕ちるのか、ということがときどきふと気になったりします。だってねえ、せっかく一度きりの人生なら勝ち組に入りたいじゃないですか。ああは絶対ならないぞ、とお客様たちを反面教師にして僕は頑張ろうと思うのです。こんな負け組の漂着場みたいなエロビデオ屋でレジ打ってる僕はいままさに負け組へのがけっぷちにいる、という事実にはとりあえず目を瞑って。

12月17日(日)

 最近は友達数人とかとマターリ喋っていると5分に一度は誰かの携帯がピロピロと演奏始めてまじウザい。そしてその後たいてい「その着メロいいね」とかいって着メロ自慢大会になる。話に入れない僕の着メロ嫌いは進行する一方である。国会で「着メロ禁止法」とか可決されてはくれないものだろうか。
 いっそみんな面白着メロを競うなんて愚劣極まりないことをするくらいなら、世間を出し抜く着喘ぎ声を作ってみたらどうだろうか。なに、そんなの人前でかかってきたりしたら恥ずかしい? 他人の迷惑? バカヤロウ、満員電車で着メロ鳴らす貴様等の口からそんな言葉聞きたくないわ。どうせ迷惑な着メロ聴かされるなら喘ぎ声のほうがまだましだとは思う僕は間違っているか?
 だいたい想像してみて欲しい、満員電車のあちこちで「あ〜いい〜あ〜いい〜」とか「もっと〜もっと〜」とか「イク〜イク〜」とか鳴りまくる車内ってある意味パラダイスではないか。そんな携帯時代なら僕だって大歓迎である。

12月20日(水)

 20世紀ももう末だというのにエロビデオ屋は今日も大繁盛。身体は特に疲れてないのですが精神がかなり疲れてます。仕事で機械的にオッパイ見まくって帰って来た後だとどうにも妄想力が無くなってるんですよ。そりゃ日記も停滞しますわ。

 最近仕事中にテレビ見るのも飽きて、何をしているかというと店のビデオを適当に取り出して見ています。と言ってもいわゆるアダルトビデオではありません。今さらアダルトビデオになんか興味ありません。僕が見ているのは主にB級エロ映画です。タイトルとか内容がムチャクチャならムチャクチャなほど大歓迎で見ています。普段なら「見て損した」と怒り狂うような映画、これがバイトの時間潰しに実に効果的なんですな。二時間があっという間に過ぎていきます。
 例えば今日見たのは「マゾリックス」という「マトリックス」をパロった最低最悪なエロ映画ですが、僕的にこれは本家マトリックスより面白かったです。こんなどうでもいいエロ映画をただ無為に見てるのもアレなのでそのうち糞映画レビューでも企画してみようか、と思いながらそんなことするとますますこのサイト女性客が離れていきそうでためらってしまう今日この頃。とりあえず「マゾリックス見たことあります」という強者がいたら名乗り出てみてください。エロ映画通の称号を貴方に送ります。

12月21日(木)

 案の定昨日の「マゾリックス」の話題については誰一人触れてくれなかった、それどころか二度とここに来ない決意を固めた婦女子がぽつぽつと現れ始めたという有り様のかまくらです。こんばんわ。
 今日は「北斗の拳・ハリウッド実写版」見ました。確かに外人同士が実写で闘ってました。それだけでした。見なきゃよかった。

12月24日(日)
家庭教師日記「いけない!雪男先生」八時間目(前編)
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12月26日(火)

 最近忙しい&金無しで古い漫画単行本をとんと読んでいなかったところ、僕の街にもようやく24時間営業で安い漫画喫茶がオープンしてくれました。それもよりによってバイト先のエロビデオ屋のすぐ近くです。こりゃ逝くしかない、ということで仕事帰りの深夜に一時間だけ様子見がてら入ってみました。結論から言うと、最高でした。
 と言っても特にサービスとか料金とかコミックスの数とかが優れていたわけではありません。そのへんは別に普通です。何が優れているってそれはレジのお姉さんの格好です。異様に効いた暖房のせいでお姉さんは二の腕モロ出しのノースリーブニットの上に従業員用エプロン、というかなり萌えのツボを突いた格好をしてまして僕は漫画どころではなく腕をちらちらと見てしまう始末。あれは店の経営戦略だ、絶対。僕が思わず30分延長させられたくらいだから他の豪の萌え者はもっとひどい延長を強いられてしまうことになるのでしょう。恐ろしいことです。

12月27日(水)
家庭教師日記「いけない!雪男先生」八時間目(後編)
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12月28日(木)

 というわけで、ナオンに好評だった「いけない! 雪男先生」は第一部完です。第一部完というのは少年誌の連載なんかでよく見られる汚い技で、要するに「気が向いたら復活するけどこのまま終わりにもできる」という曖昧な状態です。まあもともと曖昧な話だったしちょうどいいかなと。この際だからとりあえず自分で書いてて背筋が寒くなるくらいベッタベタに仕上げてみましたがどうでしたでしょうか。

 「掲示板での問い合わせ禁止」とか書いたおかげで、掲示板のアクセス数は不気味に上がってるのに書き込みは膠着中という嫌な状態になってますがこれは自業自得ですね。すいません。「どうせネタだろ?自作自演だろ!?」とか思われてたらアレなのではっきりと言いますと彼女ができました。ネタじゃないです。けっこう前から一部の人には知られてたんですがお願いして口止めしててもらいました。関係者の皆さん今までどうもありがとう。
 出会いはですね、野外でオナニーしてたら階段を転がり落ちてきた女子が僕のチンポの上に突然降ってきてズッポリ(©「校内写生」by 遊人)というものです。まあこんな恥ずかしい話いままで人に言えずにいて当然ですよね! ね!

12月31日(土)

 僕にとってこの一年は冗談じゃなくいろいろありました。留年したりバイト先潰れたり、かと思うとエロビデオ屋勤めたり彼女できたり。こないだの雪男先生ネタじゃないけれど「未来は誰にもわからない」、というのを実感するばかりです。来年こそは良いことだらけの年になるといいですね。

 21世紀になってもかまくらの基本方針は変えないつもりです。今まで通り、好き放題書きたいことを書いていこうと思っています。僕にはまだまだ書きたいことがたくさん残っているのです。ここでやめる気はないし、それに今こんなとこで放り出せるほど僕が積み上げてきたものの価値は低くない、という自負もあります。もうここまで来たらね、簡単にやめてしまうわけにはいかないですよ。ねえ。
 まあそういうわけなんで来年も今まで通りどうぞよろしく、ってことです。
 ではでは皆さん、良いお年を。

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