| １月１日（月） 本年もさっそくかまくらに初詣巡回にいらしてくださった皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしく。ここには巫女さんは残念ながらいませんがゆっくりしていってくださいね。 2000年を一言で振り返ってみると「17歳の年」だったように思えます。多発する少年犯罪、ルーズソックス、セーラー服、とにかく17歳は危険でした。少なくとも僕は流血しています（鼻血で） その一方でモー娘加護と辻の新加入などもありました。カードキャプターさくらは中学生になって終わりました。こうして見ると、時代の担い手はもう僕らではなく次の世代に移っているのだということが実感としてよくわかります。そうなんです、もう20代なんてお呼びでない時代なんです。予言しましょう、2001年は「17歳の年」をさらに上回る中学生の年です。今年はますます彼女たちに注目していこうと思います。 |
| １月４日（木） ツラが一番近い芸能人がガチャピンと友達によく言われる僕、いつも「おいおい、ガチャピンて芸能人かよ」なんて芸のない突っ込みを入れながらも心の中では泣いています。こんなブサイクに生んでくれた両親を恨みつつ。 しかしこのように通りかかる人が思わず目をそらすような哀れなガチャピンである僕のツラですが、ガチャピンであるからこそ得られる利点がただ一つだけあります。それは子供に好かれることです。なんか僕は「（ツラが）愉快なお兄さん」というオーラを発しているようで、赤ん坊は僕のツラ見るとたいていにっこりするし、小さな子供に近づいていって逃げられたという経験がまずありません。きっと僕ほど幼児誘拐に向いた男も少ないことでしょう。 だから僕はこの「子供にウケる」という特性を活かして本命の女子中学生をゲットしたいと常々思ってはいるのですが、残念ながら女子も生理迎えて中学生にもなるとさすがにガチャピンがファンシーな存在ではなくただのキモい着ぐるみであるという事実を認識してしまうんですね。近寄っていくと蜘蛛の子を散らしたように逃げていきます。悔しいです。やはり女子は生理迎えたらもう駄目だと再認識させられる次第です。 |
| １月５日（金） 元旦から正月は全部バイトでエロビデオと戯れるという最悪の21世紀幕開けを迎えている僕、更新できるのは昼しかないんですよ。ますますカタギから遠ざかっている気がしますが気にしない方向で。 さて、日記系には僕と同じ77年生まれ（23歳）っていっぱいいると思うんですが、今年は僕は年男ですよ。蛇です蛇。蛇というよりはミミズみたいなモノしかありませんがそれでも蛇年生まれの年男ですよ。年男ってなんかいいことあんのか知らないけど2001年は俺がもらったって気分です。 同じように、89年生まれ（11歳）の女の子も今年は年女なわけですよ。そうです、今年は貴女がたの年です。存分にもてはやしてあげますのでどうか同じ年男・年女どうし仲良くしましょう。あ、65年生まれ（35歳）の年女のかたは条件次第ということで。 |
| １月８日（月） 新成人の皆さん、というよりハタチの女の子の皆さんおめでとうございます。21世紀はあなたがたが担っていくのです。時代を担うついでに僕の子供でも担ってみませんか。 僕がハタチだった頃というと、麻雀とエロ本に金と時間の全てを注ぐというなんとも荒んだ生活を営んでいた頃でした。将来に夢も希望もあったもんじゃありません。生きてる価値なしって感じでした。まあ今だって生きてる価値ない人間なんですが。 しかしだからと言って、「あのとき頑張ってれば人生変わっていたのに」なんて類の後悔は僕はまったくしてませんね。もう一回ハタチに戻って人生やり直せるとしても僕はやはりだらけきった生活を選ぶでしょう。だって僕は人生の価値を「だらけてられる時間」に求める人だから。世間はハタチという時期を「人生で一番精力的に活動する時期」みたいに煽るけど、僕は僕なりの哲学で「人生で一番だらけてていい時期」だと本気で思ってました。人間、やらなきゃいけない時ってのが来たら嫌でも何かやらざるを得ないんだからね。「何もしなくていい時期」には、待機。やりたいと思うことだけ無理しない程度にやってればいい。でないと最後までもたないよ、肩ひじ張って「頑張らなきゃ」なんて考えるなよー、というのが僕が新成人たちに送りたい言葉です。要するに一人でも自分と同じ人生の落伍者を増やしたいだけなのですが。 |
| １月１１日（木） インパクだかチンパクだか知らないけど、糸井重里がインターネット博覧会なんてやってますね。軽く覗いてみればやはり予想通り、まったく面白くない。仰々しいばかりで具体的に実のあるサイトが少なすぎです。企画自体は面白いと思うけど、しょせん今の通信速度・通信コストとコンテンツ技術では博覧会のような大企画は成立しないということが良くわかりました。五年、いや三年やるのが早かったですね。 しかしまあインパクはともかくチンパクのほうはすでに何年も前からネットで全盛を誇っているようで、僕なんかもしょっちゅう閲覧に逝ってしまったりします。例えばここの博覧会に逝けばインパクよりも遙かに充実したモノ（AVのサンプル）がただで閲覧して回れるんですよ。しょせんはこれこそが、アダルトこそがインターネットの真骨頂。チンパク万歳。 |
| １月１４日（日） UFOキャッチャーの極意は何が取れるかではなく「何が取れないか」、を見抜く眼を身につけることだとUFOキャッチャー免許皆伝の腕を持つ僕は主張します。つまり、「いくら欲しいぬいぐるみが入っていても100円で取れない台は最初から相手にしない」ということですね。ぬいぐるみ欲しさにムラムラと来てとりあえず100円玉突っ込むことは誰にでもできます。がそんな無謀さではなく、次に見に来たとき取れやすい状態になっているのを確認するまで100円入れない「我慢強さ」を身につけてやっと中級に進めるのです。UFOキャッチャーの道は奥が深いです。「入れない我慢強さ」、これはどこかセックスの奥深さに通ずるところがあるような気がします。 さてそんな自称UFOキャッチャープロである僕、伊勢エビキャッチャーが許されるのなら女子高生キャッチャーもどっかにできねえもんかなあといつものように思います。手足を縛ってぬいぐるみ状態にした女子高生どもを巨大クレーンでつり上げてお持ち帰りできるのなら僕は十万円硬貨だろうと次々にブチ込む覚悟があるのですが。 |
| １月１６日（火） ごくたまにですが、我がレンタルエロビデオ店にはカップルのお客様が来店されます。おそらく夜に二人で見ながらエッチなムード作るためでしょうね。 まあそんな事情はどうでもいいです。問題は奴らが照れ隠しなのかどうか知りませんが、狭い店内でいちゃいちゃととにかく大声でしゃべりまくる点にあります。もーマジでうるさすぎ。レジの僕、それ以上にエロビ選びという厳かで神聖な時間を汚された常連のオッサンどもは全員ブチ切れまくってます。が、実際に口に出して誰も文句を言わないのは向こうがカップル、これから実際ハメる方々だからです。こっちはなにしろエロビ借りに来て、帰ったらオナニーすることが100%確定している男達です。立場があまりにも低すぎるじゃないですか。そういうわけで彼らはカップルには逆らえずこっそりガンを飛ばすことくらいしか出来ないのです。エロビデオ屋に垣間見た人間ドラマ、悲しいですね。 |
| １月２３日（火） エロビデオ屋の仕事って基本的に動かないので汗かきません。変な汗はかきますけど。しかしまあ変な汗は放っておくとしても、バイトから帰った深夜にわざわざ物音立てて風呂に入るほど身体汚れないんですねこの仕事。バイト行く前に風呂に入った日などは帰ってそのままバタンと寝ることもたまにあります。しかしその場合、絶対に忘れてはいけないこと。それは石鹸で手をよくこすり洗うことです。 レジの人間は一日立っていれば少なくとも50本は返却テープを受け取ることになります。が、お食事中のかたはすいませんがちょっと想像してみてくださいよ。ビデオって返すときは巻き戻して取り出すとき必ず手で一回触るのですが、さて我が店のビデオはほぼ全部エロビデオです。その「取り出して触るとき」ってナニした後でしょうね？ そんなビデオを50本受け取り元の場所に陳列、つまりべたべたと上から触るという行為をし続けた僕らの手は閉店頃にはもう呪いがかかっています。ほら、小学生の頃「えんがちょー」つって汚いもの触った奴がタッチしあったもんじゃないですか。あれを地で行ってるわけです。素でエンガチョです。だから僕は家に帰るといつも病的なまでに手をこすり洗うのですがこれがエロビデオ屋という楽で儲かる仕事を選んだ者の背負わねばならない業の一つです。覚えておいてください。 |
| １月２５日（木） セガ、ドリキャス生産中止の訃報を聞いて思い出したことなど。 江ノ島辺りに詳しい人ならすぐにわかると思うが、海岸道路沿いにはセガ直営の小綺麗なゲーセンがある。5年くらい前か、僕はそのセガのゲーセンに日参していた。雨が降ろうが槍が降ろうが関係なく毎日通っては一日入り浸っていたのだ。ヒマもここに極まれり、といった大学に入ったばかりの頃だ。 もちろん江ノ島という特殊な土地柄、ゲーム代は市街地の相場に比べるとかなり高かった。特に当時、カップル客を狙って作られたコジャレたメダルゲームコーナーのメダル代はぼったくりではないかと思うくらい高かった。1000円で20枚だったか？ 今の相場が1000円50枚ということを考えると狂ってるとしか思えない値段設定だったが、それでも当時は金持ちバカップルどもでそれなりに賑わっていたのだ。で5年前の僕はというと、そんなバカップルどもがいちゃつくのに夢中になってポロポロとこぼすメダルを足下にはいつくばってせっせと拾っていたのだった。四つん這いのその姿はまさに負け犬。非モテとかいうレベルを超えて人間の尊厳すら捨てていた時代が僕にはあった。 しかし奴等は本当に惜しげもなくよくポロポロとメダルをこぼした。特に江ノ島というのは観光地である。観光客である奴等は儲かったメダルを預けようという発想がそもそもないので、閉店ぎりぎりに暇そうにうろうろしている哀しい僕に向かって「このメダルあげよっか？」なんて優しい声をかけてくるナオンも少なくはなかった。完全に見下した目である。彼女らにしてみれば食べきれなかった弁当を野良猫に差しだすような感覚なのだろう。喜んでもらっていた僕も僕であるが。 当然拾ったメダルももらったメダルも有効に活用させてもらった。何しろこっちは一日かけて店中のメダルの動きをチェックしているプロ中のプロである。そこは観光客相手なので設定を甘くしているゲーセンということもあって、10枚をせこせこと100枚1000枚に膨らませることなど僕には造作ないことだった。そのようにして5年前の僕はセガ江ノ島店に無一文から莫大な富を築き上げ、地元の友達から英雄として祭り上げられていい気分に浸っていたのであった。思い返すにつくづく痛々しい過去である。 そんなこんながあって、さんざんゲーセンでタダで遊ばせてもらった恩義からドリキャスは発売直後に買った。ドリキャスはサカつくシリーズなどそれなりに楽しませてもらったし、情も沸いているといえば沸いている。そこに飛び込んできたこのたびの訃報である。何をやってもうまくいかない非モテなセガという会社には何か共感以上の熱い感情がこみあげるばかりだ。 |
| １月２８日（日） 何度目だか忘れましたがまた風邪引きました。「馬鹿は風邪引かない」を逆説的に受け止めると僕は天才なのでしょうか？ 更新する気力もなく寝込んでいたのですがあんまり日を開けると「ちゃんと毎日書け」だとか「すっかりヘタレやがって」だとか「お前は人間と黒妖精のハーフだ！！」とか罵声がそろそろ飛んでくることが目に見えてるので嫌々更新します。ていうか今回の風邪って吐き気がすごくて気持ち悪くて今の僕ほんとに黒妖精さんが目の前を飛んでいるのが見えます。助けてください。 |
| １月２９日（月） 熱あるのにエロビデオ屋働きに行って仕事もしないで控え室のテレビでミニモニに悶絶して、深夜一時にちょびっツ目当てでヤンマガ買って帰る僕は100年くらいは余裕で生きるだろうなと思いました。100歳になってもきっと相変わらず女子中学生が好きなのではないかと思われますが。 いや、それにしてもミニモニ加護と辻の罪のない可愛さは、アンチモー娘な僕のつまらない意地もなんもかも軽く消し飛ばしてくれますね。なんつーかあいつら飼いたいです。いつも僕の目の前で奴等が無邪気にぴょんぴょん飛び跳ねててくれる生活が手に入るなら金に糸目などつけませんね。じゃんけんピュッって感じです（意味不明） |
| １月３１日（水） ついこないだ21世紀だ21世紀だ言ってたらもう一月も終わりですか。光陰矢のごとしですか。どうでもいいけど「光陰」て語感がなんか卑猥ですね（←ほんとにどうでもいい） もうほとんど溶けきってしまった先週末の大雪でしたが、軒先にわずかに積み上がってかちかちに凍っている雪塊をふざけて投げあっているランドセル女子小学生の一群を見かけました。おいそんな凍った雪塊投げて頭にぶつかったらシャレじゃ済まないぞ、と忠告してあげたかったのですが僕が話しかけるとそっちのほうが余計シャレじゃ済まないだろう、と思ったので黙って通り過ぎました。いや、怪我してなきゃいいんですけどね。心配です。 それにしても、雪は白いから雪玉の中に妙に白濁した液体を混合させてぶつけてもたぶんバレないのでしょうね。いいなあ、女子の雪合戦参加したいなあ。 |