ニワトリとタマゴ
作詞/作曲/編曲:雪男 僕が先に惚れたのか 君が先に惚れたのか 三年目の今日も 終わんないいつもの議論で 僕が先に謝って 君が先に機嫌直して これからもきっと こんな日がずっと続くんだろう 過ぎ去った過去も遠い未来も真実も 何も知らない僕ら この薄闇の道を一歩ずつ 進んでゆくしかないなら もう驚かないよ どんなことにも 君一人の不思議だけで手一杯なのさ 生まれたばかりのヒヨコのように 目に映るすべてに新鮮な感動を抱いて 僕たちはニワトリでもなくタマゴでもなく ヒヨコのままで 手を取り合って歩いてゆこう この果てのない暗闇の奥へ 僕が君を選んだ 君が僕を選んだ理由は 冗談でぼかして わかんないままでいるけれど 僕が君と目指す場所が 君が僕と望む日々が なんとなく一緒 それだけで充分なんじゃないかな 友達や家族 大事な人なしでは 何もできない僕ら 強がりだった自分に手を振って 変わってゆくしかないなら もう振り向かないよ どんな過去さえ 君一人を守ることに精一杯なのさ 居場所を見つけた仔猫のように そばにいる誰もに真剣な感謝を抱いて 僕たちは始まりでもなく終わりでもなく 素敵な『いま』を アルバムいっぱい残してゆこう 涙こらえて笑顔だけ見せて もう恐れないよ どんな未来も 君を想うこの気持ちが目一杯なのさ 生まれたばかりのヒヨコのように 目に映るすべては新天地 さあ前を向いて 僕たちはニワトリでもなくタマゴでもなく ヒヨコのままで 手を取り合って歩いてゆこう この細長い暗闇を ずっと二人で歩いてゆこう あの道の彼方 光射す奥へ 奥へ |