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「こんにちは、またお会いしましたね！ ほめこです！」
「ぱげこでーす！ ねぇお姉ちゃん、『だいありー』って綴りどう書くの」
「だいありー？ ああ、日記ね。あんたバカなんだから英語使うのやめなさいよ…そうねぇ、カタカナで『ニキ』とでも書いときなさいよ」
「ニキ？」
「昔流行ったのよ日記を『ニキ』とか掲示板を『ビビエス』とか詰めて書くのが。こういうちょっとした小ネタが流行ったり廃れたりしていくのもテキストサイトの面白いところ、って言えるかもね」
「ふーん…奥が深いんだねテキストサイトって。でもお姉ちゃん、なんでそんな昔のこと知ってるの？ ひょっとして、やってた？」
「ギクッ！ そ、そういうところだけは鋭いのねあんた」
「あー、やってたんだー。えへへ、googleで検索しちゃおっと。えーっと、お姉ちゃんのメールアドレスを入れて…と」
「なんでそんな裏技知ってんだよ！ うわーやめてー！ お願い！」
「あっ出てきた！ なになに…『みかりん♪のラブリー★アイランド』？ わー、お姉ちゃん水着だぁ」
「ううう…誰にも内緒にしてきたのに……」
「検索エンジンってこわいんだねー」
「お前が言うな！ もうこんなことばっかやってるからちっとも進まないじゃない！」
「そうそう、ページはできて日記も書き始めたんだけどさー、まだ誰も見に来てくれないの。どうしたらいいの？」
「お、やっとちゃんとした企画らしい流れになったわね…そうね、最初にまずどういう人に見に来て欲しいかによるわね、それは」
「かっこいい男の子に見に来てほしいー！ お姉ちゃんのサイトみたいに、掲示板に男の子いっぱい来るようなのがいい」
「お前なに掲示板まで覗いてんだよ！ しかも記念カキコまで！」
「えへへへー、相互リンクしてくださいって書いといた」
「うわこいつ最悪！ いい、リンクっていうのは管理人によって考え方が本当に千差万別だから、相手のサイトをよく読んでスタンスの理解もせずに相互リンクしてくださいとか言っちゃだめ。まして掲示板で言うなんて最悪よ。マナー違反もいいところだわ」
「ほぇ、ぱげこマナー違反なの？」
「最近はあんたみたいなマナーを知らないのが増えてるのよ。それを恥ずかしいことだと思ってないから問題なのよね…本当はテキストサイト開かせる前にマナー叩き込んどいてやりたいところだけど」
「えー、めんどくさいからいいよぅ。それより、じゃあどうしたら人が来てくれるようになるの？」

「一番早いのは自分のやってる内容と趣味が近い人たちが集まってる同盟とか、ウェブリングとかを見つけて登録することね。よほどの失礼でもやらかさない限り歓迎されて仲間に入れてくれるわ。仲間内だけとかそういうのじゃなく外の世界で自分の実力を試したいなら、ReadMe!!みたいなランキングに登録するべきね」
「ぱげこ、学校の友達の男の子が主催してる同盟に入れてもらったー」
「ほう、どれどれ…みやむーﾊｧﾊｧ(;´Д｀)同盟？ ま、また濃い同盟に入ったわねぇ…」
「掲示板で新しいお友達いっぱいできた！ ねえところで、ﾊｧﾊｧ(;´Д｀)ってなに？」
「（無視）まあ友達をいっぱい作れるのがテキストサイトの魅力の一番大きなところよね。でもね、せっかくやるからにはね、狭い世界で友達に話しかけるだけの内輪向き日記だけでなく、初めて来た人が読んで面白いと思えるようなエンタテイメントなテキストを書きたいって志をもう少しみんなに持ってもらいたいの。みんなでそうやって切磋琢磨していければ、このテキストサイトって世界ももっともっと面白い世界になるんだけどね」
「『ぱげこちゃんもﾊｧﾊｧ(;´Д｀)ですよ』だって。なにこのレス、おもしろーいアハハハハ」
「人の話を聞けよ！ お前そんな友達いらんからもう切れ！」
「テキストサイトってけっこう面白いかも！ ぱげこ、もっとこの世界のこと知りたくなってきたよ」
「やっとその気になってくれたのね…ということで、次回からはテキストサイトに関する質問に、あたしたちが答えてみたいと思います。質問メールを送ってくれた読者の皆さん、ほんとにどうもありがとうございました！」
「質問メールｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━( ﾟ∀)━( 　ﾟ)━(　　)━(ﾟ 　)━(∀ﾟ )━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!!! 」
「うわ、こいつ２ちゃんねらーになっちまった！？」

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