2009年06月28日

アニメ「けいおん!」の最終回は確かに素晴らしかったのです。やりたいことが何もなくて、人に誇れるものを何も持っていなかった最初の1話とあえて構図を似せて対比させることで、ギターと出会い夢中になれる何かを見つけた唯の成長を描き出している。ネットの感想を見ても「最終回で唯を好きになった、見直した」という意見が多くて、皆がそう思ってくれたこと自体は僕も嬉しいのです。アニメ作品としては完璧な最終回だった、それを見れたことは僕も嬉しいのです。でもでもでも、白痴萌えという特殊極まりない変態性癖を抱える僕は心のどこかで「アホの子が成長して一人前になりました」という最終回はなかったことにしたいと思っているのです。いつまでも成長せず永遠にアホのまま、白痴のままでいてくれないと萌えられないのです。つまりはピーターパン症候群でありマイケルジャクソンなのです(ご冥福をお祈りいたします)

しかしけいおんに限った話でなく基本的にどんな作品であろうとも、キャラクターたちが成長していく姿を描いていかないと娯楽として成り立たないわけで。ここに「ハクチストのジレンマ」があります。つまり、

・白痴娘のドジやバカをいつまでもずっと見続けていたいのに、
 ・見ているうちにだんだん成長してしまいドジやバカをやる回数が減ってきてしまう

という矛盾です。(別に矛盾でもなんでもないですが僕にとっては矛盾です)
 世間一般の人たちが最終回近くのクライマックスに興奮し物語を楽しんでいるのに対し我々ハクチストは最終回に近づくほど白痴要素が減ってテンションダウンしている、こんな不公平が許されて良いと思いますか皆さん!?  僕らだって最後まで物語を楽しみたいんですよ! 誰か作ってくれませんか、回が進めば進むほどヒロインたちの脳が逆に劣化していくような物語を。映画「メメント」(エンディングからオープニングに遡っていく)とか「ベンジャミン・バトン」(どんどん若返っていく)とか参考にして(イヤな参考のされ方だろうな)


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